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労働者の憤激、自民を打倒! 革命で決着つける時代が来た!

 すべての闘う労働者、農民、学生、市民のみなさん!
 8・30総選挙は、時代の決定的な転換点となった。戦後の自民党支配は劇的に打倒され、崩壊した。この情勢を切り開いたのは、日帝ブルジョアジーに対する積もりに積もった労働者の怒り、憤激だ。6000万労働者はついに立ち上がった! だが、闘いは始まったばかりだ。この決着は、議会での「政権交代」などではなく、資本家階級の支配そのものを終わらせる革命によってこそつけられる。一切は、職場と街頭における労働者階級自身の闘いにかかっている。今こそ11月労働者集会1万人結集へ驀進しよう!


 自民党の崩壊は同時に、戦後のブルジョア議会を使った日帝の政治支配・階級支配の根底からの大崩壊だ。自民党に取って代わった民主党を始め、この先どんな政権が誕生しようと、日帝にとって安定した政治支配の回復などもはや絶対にありえない。逆に危機は一層深まり、社会の全矛盾がこれからいよいよ大爆発し、階級対立の非和解化と左右の分岐・激突の情勢が加速度的に進んでいく。まさに1930年代の革命と反革命との大激突のような、長期にわたる全社会的な大動乱、大激突の時代の始まりだ。
 その背景には、今日の世界大恐慌がある。この大恐慌は、資本主義の命脈がもはや完全に尽きたことを示している。にもかかわらず資本家階級は、労働者と農民への極限的な搾取・抑圧と、戦争によって生き延びようとしている。労働者階級が総決起して大恐慌をプロレタリア世界革命に転化する以外に、世界の人民が生きる道はない。
 今回の総選挙で労働者人民の怒りに追いつめられた自民党はまさに、プロレタリア革命への恐怖と憎悪をむきだしにした。「労働組合が日本を侵略する日」などというリーフをばらまき、自民党が敗北すれば資本の支配は致命的な打撃を受けるとブルジョアジーの危機感をあおった。自民党だけではない。民主党も、それを支える連合も、日本共産党や社民党などもすべて、ブルジョアジーと一緒に労働者の怒りの決起におびえ、震え上がっている。
 何よりも民主党と連合は、自分たちこそ資本主義の「救済者」だとして登場している。民主党のマニフェストは本質的には自民党とまったく同じ、戦争・改憲と道州制・民営化攻撃に突き進む宣言である。民主党の言う「無駄遣いの根絶」とは、公務員労働者への大量首切りと賃下げだ。道州制とは、360万人の公務員全員のクビをいったん切ることで、非正規労働者や農漁民・中小商工業者をさらに過酷な状態に突き落とすものであり、大増税に道を開き、改憲と戦争体制をつくる攻撃だ。民主党はそれを、連合中央の労働貴族を最大の手先にして推進しようとしている。民主党政権のもとで、搾取・抑圧と戦争の攻撃がますます激化することは明らかである。
 日本共産党は、米帝オバマを公然と賛美し、民主党に「オバマを見習え」と要求するまでに転落している。そしてスターリン主義の本質をむきだしに、革命を否定して労働者の決起に敵対し続けている。
 こんな連中に未来はない! 資本の手先に転落した一切の体制内勢力を打倒し、今こそ闘う労働組合と労働運動を甦らせるために闘おう! 自民党の崩壊をもってついに開始されたこの日本の政治的激動は、日本経済のもつ「GDP世界2位」の大きさと、動労千葉の国際連帯闘争の波及力によって全世界をその渦中に引き込み、反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命に向かっての、より壮大な激動情勢を生み出さずにはおかない。まさに21世紀革命の始まりだ。
 自民党を打倒した力をもって直ちに、日帝の戦争・改憲、民営化・労組破壊攻撃を真っ向から打ち破っていく闘いに、職場で街頭で決起しよう! 国鉄1047名解雇撤回闘争を貫き、10・11三里塚闘争の大爆発をかちとり、11月労働者集会1万人大結集に向かって攻めのぼろう。世界を変革する力は、資本と絶対非和解で闘う労働者階級の団結とその拡大の中にある!

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