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連合中央メーデー、東京地公労メーデーで大宣伝

 4月29日、マル青労同の青年労働者と全国労組交流センターの労働者は、都内で行われた連合中央メーデーと東京地公労メーデーに「国鉄1047名解雇撤回 道州制・民営化反対5・9全都労働者総決起集会へ」と大書した横断幕を掲げて登場し、「資本主義は終わった、大恐慌には革命を!」と熱烈に訴えた。連合中央メーデーでは、代々木公園に集まった3万6千人の労働者に対し、4種類のビラを用意し、約8000枚をまききった。


 大会で高木連合会長は、春闘で首切りと定昇凍結・大幅賃下げを受け入れた大敗北には一言もふれず、舛添厚労相の発言や麻生首相のメッセージを最大限に持ち上げ、資本・権力に屈服したぶざまな現実をさらけ出した。舛添と麻生は、3月23日に締結された政労使合意に触れ、「政労使の信頼関係を基盤にしたパートナーシップ」こそがあらゆる問題解決の鍵であると強調し、連合が労働者階級の闘いを抑圧することに一切があることを露骨に表明した。小沢民主党代表は、労働者階級の怒りを恐れて政治資金問題について触れることが出来ず、総選挙への協力をか細く訴えるだけだった。
 連合中央は、われわれのビラまきに対して「連合は道州制に反対していない。反対のビラまきはやめてくれ」などと言い、最後には警察権力・機動隊まで呼んできて弾圧しようとした。この中に連合中央の腐りきった本質が露呈している。連合中央を打倒し、闘う労働組合を甦らせ、大恐慌をプロレタリア革命に転化しよう、というわれわれの路線の勝利性がますます鮮明となった。 この連合中央メーデーに先駆けて同じく29日早朝、東京労組交流センターは、明治公園で開かれた東京の公務員関係の労組・労働者が勢ぞろいする東京地公労メーデーに登場し、とりわけ5・9全都労働者総決起集会への結集を訴えた。「労働組合をよみがえらせ大恐慌を革命へ」「一時金削減に反対しストライキで闘おう」「道州制・民営化絶対反対」という鮮烈な訴えは、参加者の階級意識をあらためて呼び覚ました。「公務員賃金削減は全労働者階級への攻撃」「今年こそストライキで闘おう」という訴えには、多くの労働者が「そうだ」と言って反応する。労働者は今年こそメーデーを闘いの日にし、資本と当局に反撃したいと思っているのだ。それを裏切り抑圧しているのは連合などの体制内指導部だ。
 実際、東京地公労メーデーのスローガンは「労働を中心とする福祉型社会と自由で平和な世界をつくろう」という連合=帝国主義的労働運動路線そのものだ。そこには世界大恐慌下、世界革命情勢の到来という時代認識も、戦争・改憲と民営化・労組破壊の攻撃との対決という路線もまったくない。だが、組合員の持つプラカードは賃下げ、過重労働、人員削減、非正規職員化に反対するものばかりだ。当局と組合指導部への怒りと不信感は募りに募っている。「5・9全都労働者集会って何?」と関心が寄せられ、呼びかけ賛同人に名を連ねる労働者、「行ってみよう」という労働者が次々と現れた。
 5・9集会の大成功を実現し、連合中央打倒、4者4団体路線粉砕、4大産別決戦の勝利をかちとろう。(東京・K)

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