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法大、正門前から総長室、麹町署へ抗議デモ

 4月30日、恩田君、倉岡さんら6学生の奪還を目指して、法大正門から総長室→麹町署へのデモが闘われた。約60人が参加した。
 4月24日、1500人の法大解放集会が爆発したことに震え上がった法大当局と警視庁は「東京都公安条例違反」をデッチあげてその場で文連副委員長の恩田亮君、倉岡雅美さんら5人を逮捕、さらにその後の麹町署抗議の際に1人を不当逮捕した。絶対に許せない!


 6人を直ちに奪還しようとこの日のデモが闘われた。昼休みに正門前で集会がもたれた。キャンパスの中では洞口さんらが法大生にビラをまく。異常な弾圧体制を敷く当局職員がしつこくつきまとい、露骨な妨害を行う。激しい攻防が続いた。これと連帯して、正門からキャンパスに向かってアジテーションがとどろいた。法大文化連盟の斎藤郁真委員長、全学連の織田陽介委員長、関西の学生や都立大の学生らが次々とマイクを握り、”監獄大学=法大を粉砕し、法大解放へともに闘おう””大学を学生の手に取り戻そう”と呼びかけた。キャンパスのあちこちに学生たちがたくさん座り込んで発言に聞き入る。医療労働者も駆けつけマイクを握り、「団結して法大を解放しよう」と力強く呼びかけた。労働者の訴えに、多くの学生が聞き入った。
 集会後、デモに出発。法大総長室前で弾圧の元凶=増田総長を徹底弾劾、意気上がるデモ隊はさらに麹町署に進撃した。署の前では警察が厳戒態勢を敷いていたが、デモ隊は恩田君に届けとばかりに声を張り上げて「奪還するぞ!」「麹町署を爆砕するぞ!」と怒りをたたきつけた。
 デモ隊はさらに四谷駅方向へ進撃、法大から叩き出したジャージ部隊=暴力ガードマン「ジャパンプロテクション」の本社を直撃、
「絶対に許さない!」と怒りをたたきつけた。(N・K)

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