学生全員を不起訴で奪還
弾圧粉砕した力で岸田打倒へ
広島サミット粉砕デモに参加し不当逮捕されていた全学連の太田蒼真副委員長を6月8日に、A君を9日に不起訴で奪還した。9日に警察・機動隊による弾圧の不当性を全面暴露する記者会見が8・6ヒロシマ大行動主催で広島県庁で行われた。
2人の救援に県内や全国の新たな学生が続々と決起し、サミット弾劾の街頭宣伝に立った。この訴えを聞き、「広島ビジョン」やウクライナへの武器供与に怒る被爆者や市民が次々と激励。サミットのペテンが完全に暴かれるなか、1年にわたりサミット粉砕を訴えてきた8・6ヒロシマ大行動は、労働者民衆の結集軸となりつつある。
一方、警察・検察・裁判所は怒りの声に圧倒され、日に日に消耗していった。太田君の取り調べでは、警察自ら「疲弊している」と独白した。
こうした大衆的な包囲網によって、事前弾圧も含めサミットで逮捕された全ての仲間のでっち上げ弾圧を粉砕した。この勢いで、今夏8・6広島―8・9長崎闘争に攻め上ろう。(全学連書記長・長江光斗)
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