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3万法大生の怒りと共に法大包囲デモかちとる!

 4月23日昼、法大文化連盟と全学連と闘う労働者250人が、3万法大生の怒りと一つになって法大解放総決起集会を市ケ谷キャンパス正門前で闘いぬいた。
 法大当局はこの日、校舎のすべてのブラインドを下ろし、キャンパス中央へ続くすべての通路と正門を封鎖した。不当処分に学生証チェック、そしてキャンパス全面封鎖の仕打ちに学生の怒りは我慢の限界だ! 警察権力が正門前に結集する学生・労働者に「解散しろ」と管制車から警告し妨害をしてきたが、これを打ち破って抗議の声を敢然とあげた。

 校内では洞口朋子さんと新入生が当局を徹底追及し、正門前では斎藤郁真文連委員長が「自分たちに不都合なことは学生に知らせない。一方では学費をマネーゲームにつぎこんでいる。抗議のビラをまいたら処分。これが法大の姿だ。断固として抗議する」とマイクを握り、恩田亮同副委員長が「1年生の決起に全力で連帯していくぞ」と総長室デモを呼びかけた。
 キャンパスからはどんどん学生が集まって正門前を取り囲んだ。ついには厳戒体制をかいくぐり、キャンパス中央に学生が登場した。法大職員はあわてて学生を追い出すが、すかさず正門前にいる倉岡雅美さんが「ここはわれわれのキャンパスだ。お前たち弾圧職員こそ出て行け」と弾劾し、「弾圧職員は数名しかいない。必ず反撃できます。新入生が立ち上がっています。処分反対の署名も90筆が集まっています。これが学生の力だ。学生が結集したときに生み出されるパワーとエネルギーに勝るものはない」と訴えた。
 法大では今、正体不明の「偽装職員」がビラを受け取った新入生に「学生証を見せろ」と脅迫する。こんな思想弾圧は断じて認められない。新入生は学生証チェックに拒否をたたきつけ、逆に「偽装職員」を学生200人で撃退した。1年生のクラスでは「学生証チェックをやめろ。学生に謝罪せよ」と抗議の決議もあがっている。
 そしてこの日、ついに新入生もデモに合流した。午前と午後の2波のデモは戦闘的に貫徹された。4年間で延べ118人の逮捕、起訴33件の学生大弾圧を打ち破る法大生の巨大な反乱が始まろうとしている。海外からは、独ハイデルベルグ大学の学生と米カリフォルニア大学バークレー校の学生から連帯のメッセージが寄せられた。(KZ)

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