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法大入試「ビラまき禁止」仮処分審尋で法大当局と裁判長を徹底弾劾!

s20110201b.jpg(法政大学・洞口朋子さんからの投稿です)
 すべての仲間のみなさん! 法政大学はまたもや今年、入試期間中の「情宣禁止仮処分」を裁判所に申し立てました。今年の仮処分は、入試期間中に全学連の織田陽介委員長と坂野陽平委員長代行、倉岡雅美副委員長、そして法政大学の齋藤郁真文化連盟委員長、内海祐一さん、洞口朋子の計6名に対し、「キャンパスから半径200メートル以内の立ち入りを禁止する」というものです。「違反」したら罰金100万円を払えというとんでもない内容です。
 この仮処分の審尋が2月1日、東京地裁で行われました。審尋に先立ち、裁判所前でのビラまきをやり抜きました。 

 圧倒的な注目で、ビラがどんどん受け取られていきます。坂野代行は「国家権力は一体何を恐れているのか。エジプト、チュニジアを見て下さい。労働者、学生の巨万のデモが起こっている。そして日本でも始まろうとしているこの闘いを圧殺するための弾圧が情宣禁止仮処分だ」と鋭くアピール。昨年の法大入試でビラをまき、不当逮捕された法政大・洞口は「受験料(3万5千円)を確保するために、大学や社会を批判する学生からビラまきの自由を奪う。大学と裁判所が結託して憲法を停止させる。これこそが戦争への道ではないでしょうか」と訴えました。最後に、道行く労働者、中学生から「頑張れ!」と声援を受けながら、東京地裁に向かって元気よくシュプレヒコール!
 審尋でははじめに、織田委員長と齋藤委員長が意見陳述。齋藤君は冒頭に「教育を破壊しているのは法政大学だ」とはっきりさせ、「法政大学はわれわれを『業務妨害の集団』と描いているが、06年3月14日以降の学生弾圧やあくどい金儲けを暴露することは当然だ。裁判所は申し立てを即刻却下せよ」と訴えた。続いて織田さんは、法大当局の入試直前の仮処分申し立てに対し「われわれに反論の時間を与えないための『緊急性』をつくりだしている」と弾劾し、「裁判所は憲法すらも踏みにじる暴挙に手を染めるのか。これは法大だけの問題ではなく全社会的問題だ」と裁判官を追及した。さらに「法大当局が訴えている『回復不能な損害』はわれわれの責任ではない」「大恐慌において減少しているのは入学者数ではなく受験者数だ。教育を金儲けの道具にして、受験生一人を3万5千円と見る法大当局のあり方が破綻したということではないのか!」と断罪し、さらに「これは侵略戦争への加担だ。11・23をうけて全世界で立ち上がる学生、青年への敵対行為だ」と激しい怒りを爆発させた。
 法大当局が雇っている極悪弁護士・芝昭彦はこれを認め、「『営業権の侵害』とは受験者数の減少のことだ」と自ら暴露する始末! 要するに、「受験生をかき集めて金儲けをしたいから、大学批判のビラをまくな」ということではないか! 弁護団から「大学が『営業権』を語るなど絶対におかしい。彼らが行っているのは『業務妨害』などではなく平穏な表現活動だ。そもそも入試直前になって申し立てを出すこと自体がおかしい。なぜ2週間前まで放置していたのか?」との追及に対しても芝は、「入試期間は把握していない。受験者数がどれくらい減ったのかも分からない」と答え、何の事実把握も裏付けもないデタラメな「申立」であることが暴かれた。裁判官は不当にも審尋をむりやり終了し、2月3日に決定を出そうとしている。今回の仮処分攻撃を法政大学と裁判所の墓穴に転化しよう! 入試決戦の爆発=受験生との結合から倉岡処分絶対阻止へ! 全世界で開始された荒々しい闘いと固く連帯し、3・20渋谷反戦デモを大爆発させよう! 法大生は先頭で闘います! 

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