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労働者の国際連帯で戦争をとめよう! 12・3緊急闘争に立とう

 11月23日、朝鮮半島軍事境界線付近の延坪島(ヨンピョンド)で、南北両軍による砲撃戦が発生した。米空軍と韓国の陸海空3軍を総動員した米韓合同演習が行われているさなかに、その戦争挑発が生み出す一触即発の危機が現実の交戦に転化したのである。これを契機に、米帝や日帝は北朝鮮への敵意を大々的にあおり、新たな朝鮮侵略戦争に突進しようとしている。事態は重大だ。大失業と戦争の攻撃はまさに一体であり、これを打ち破るのは唯一、11・7集会に結集した労働者階級の団結と国際連帯の力だ。反戦共同行動委員会は12月3日、東京・渋谷での緊急集会・デモに立ち上がることを呼びかけた。全力で総決起しよう! 

 戦争の危機をつくりだしている元凶はどこにあるのか。今日の最末期の資本主義・帝国主義そのものにある。世界大恐慌下、各国の資本家階級はこぞって労働者階級への搾取を極限的に強め、大失業と非正規職化を強制し、他方で資源・市場・領土と勢力圏の奪い合いをめぐる帝国主義間・大国間の激烈な争闘戦に走っている。その先頭に立っているのが米帝だ。これが北朝鮮や中国の残存スターリン主義政権を追いつめ、反労働者的で冒険的な、帝国主義への軍事的対抗に走らせている。米帝による朝鮮・中国への侵略戦争策動と、日帝・菅政権の参戦策動を許すな! 労働者階級の進むべき道はただひとつ、帝国主義とスターリン主義によって支配されてきたこの世界を根底から覆す革命に立ち上がることだ。戦争の危機が切迫している今こそ、そこへ向かって、日朝中労働者人民の国際連帯と階級的団結を打ち固め、猛然と前進していかなければならない。
 韓国ではまさに今、蔚山での現代自動車工場占拠闘争が、資本家階級と労働者階級との全面激突の決戦として闘われている。韓国の労働者は叫んでいる。「戦争は延坪島ではなく、蔚山で、現代車資本と労働者の間で起きているのだ」と! 日本でも事態は同じだ。日帝・菅政権による大失業・非正規職化・労働運動圧殺の攻撃と、侵略戦争への突進は一体だ。闘う韓国労働者と連帯し、菅政権打倒へ突き進もう! 12月3日には日米合同軍事演習も開始される。米日帝による新たな戦争挑発を絶対に許さず、怒りをたたきつけ、労働者国際連帯の力で戦争を止めよう!(千)

「朝鮮侵略戦争許すな!大失業と戦争の菅政権打倒!12・3集会」
 とき  12月3日(金)18時結集 集会後デモ
 ところ 神宮通公園(渋谷区神宮前6-22-8)
 主催  反戦共同行動委員会
 

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