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東大阪市教委による育鵬社版公民教科書採択徹底弾劾!

s20110811a.jpg 7月26日、東大阪市教育委員会は、現場の声をまったく無視し、教科書改善の会が執筆した育鵬社版公民教科書を強行採択しました。この暴挙を怒りをもって弾劾します。(写真は8月3日、東大阪人権教育研究集会の会場前で、育鵬社版教科書の採択弾劾・白紙撤回を訴えてビラまきをする関西労組交流センターの仲間)
 通常、教科書の採択は現場から3冊が選定され、その中から最終的に1冊が決まります。今回は、その3冊に育鵬社版の教科書は入っていなかった。 

 ところが採択の過程で4番目として育鵬社版が入れられ、西村保教育長と長田守弘東大阪公立中学校社会科教育研究会会長(縄手南中学校長)が強引に押し切って採択をしたのです。しかも教科書採択の教育委員会会議は傍聴者をたった6人に限定し、密室同然の形で強行した。こんな無法なやり方をどうして認めることができるのか。
 この暴挙に対して、教育労働者、保護者、校長会からもごうごうと非難の声があがっています。今回の強行採決は、教育労働者の団結を破壊し、日教組、東大阪市教組をつぶす攻撃です。大阪府橋下知事の「君が代」起立斉唱条例の可決、9月府議会での違反者への「処分条例」のもくろみと一体の攻撃です。
 市教組執行部(連合)がやっと緊急の執行委員会を招集したのが8月1日で、しかも、現場労働者の怒りをひたすら「現場でどう教えるか」の取り組みに封じ込めようとしています。しかし、市教組執行部の屈服を突き破って闘いは開始されました。「原発推進、愛国心・国家主義・排外主義満展開の『教え子を戦場に送る』教科書なんか1冊たりとも子どもたちに渡すものか!」という現場の怒りは、これからますます燃えさかります。闘えば勝てます。
 8・1市教委、8・3東大阪人権教育研究集会での「採択弾劾、白紙撤回」のビラまきを皮切りに、各学校で分会決議をあげ、教育労働者のランクアンドファイルの力で団結を拡大し、白紙撤回まで断固闘いぬくぞ!(東大阪市教組・A)
 抗議先 東大阪市教育委員会 教育総務部総務課/電話 06-4309-3265 FAX 06-4309-3837 

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