都政を革新する会が衆院選で、山本太郎候補の断固支持を訴える
都政を革新する会は、「原発廃炉」「改憲阻止」を掲げて東京8区(杉並)から立候補した山本太郎候補を断固支持し、ともに闘う声明を発しました。そして12月4日の告示以降、山本候補の当選勝利をかちとるための選挙戦に全力を挙げて突入しています。今回の衆院選で「全原発の即時廃炉」を真っ向から掲げて闘う候補者は、山本候補ただ一人です。今、杉並の街頭は、ついに労働者・民衆の新自由主義への怒りと原発絶対反対の熱い思いを体現して闘う候補が現れたことに、沸き立っています。この闘いは同時に、安倍や石原に代表される戦争・改憲勢力との激突です。その意味でも杉並は一大焦点となっています。情勢は白熱しています。14日と15日の終盤2日間の闘いが今や決定的です。都政を革新する会の呼びかけに応え、全国から総決起し、山本候補の応援にかけつけよう!
以下、都政を革新する会の声明を転載します。
【声明】
私たちは、今回の総選挙に、東京8区から立候補した山本太郎さんを支持して闘います。
私たちは、あくまでも「全原発廃炉・改憲阻止」で闘います。共に闘ってきたNAZEN杉並(すべての原発いますぐなくそう全国会議・杉並)は、たった一人でも、命がけで原発廃炉、改憲反対を闘う候補を応援しています。昨年4月区議選で、3・11の直後に原発絶対反対を掲げて闘った私たちは、その後も杉並の地域で、そして福島はじめ全国の仲間と共にその運動を大きく発展させてきました。
今度の選挙で私たち労働者民衆が取るべき立場をハッキリさせなければなりません。
①野田政権の解散・総選挙は大恐慌と昨年3・11の日本の体制危機、政治支配の危機に追いつめられた結果です。大企業や富裕層のために99%の労働者民衆に犠牲を押しつけ、東北大震災と福島原発事故を開き直り、福島の人々を切り捨て、原発再稼働に突き進んだ。これへの怒りが官邸・国会前20万、全国100万の大衆行動となり、野田政権を倒しました。原発再稼働、消費税大増税、オスプレイ配備への怒りの爆発です。労働者民衆の直接行動で社会を変えよう。これが核心です。
②「第3極」をめぐって諸政党の離合集散が行われ、極右反動がけたたましく登場し、政治・経済・社会の全面破産を戦争と大失業でのりきろうとしています。「原発は当面維持、再稼働」「改憲、安保強化、領土を守れ」「戦争も辞さず」「自衛隊を国防軍に」「核武装のシュミレーション」と騒ぐ、こんな連中をのさばらせてはいけない。
③「今回の選挙ほどどの政党にも投票したくないと思う選挙はない」これが「民意」です。幸い杉並で、山本太郎さんがこの民意を示してくれました。官邸前の反原発のうねり、福島の怒りと結んで、職場、地域、大学のキャンパス、街頭から野田、安倍、石原、橋下を共にうち倒しましょう。
④都知事選への労働者民衆の取るべき立場は徹底して石原都政を弾劾打倒する立場しかありません。連合が「猪瀬副知事支持」を打ち出したことを弾劾します。福祉切り捨て、労働組合破壊、外注化・非正規職化、原発の維持、尖閣諸島を巡り中国との対立を泥沼的に深め、戦争まで扇動する石原の後継者を絶対に許さない。反原発集会のデモを禁止にしたのは猪瀬です。石原後継を支持する労組幹部を打倒し、動労千葉をはじめ労働者の解雇と非正規化に絶対反対を貫く労働組合を甦らせよう。
「国会や官邸をとりまく10万、20万の大衆の怒りを100万に」この先頭に労働組合が立とう。「俺たちこそ主人公」の気概をもって社会を変える力を創り出していこう。
12月3日 都政を革新する会 代表・長谷川英憲
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