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NAZEN杉並が阿佐ヶ谷デモ、駅頭宣伝中の山本候補に熱いエール!

s20121214a-1.jpg 12月13日、毎月恒例のNAZEN杉並デモが意気高く闘われた。12月15日~17日、国際原子力マフィアとも言うべきIAEAと日本政府が、福島県郡山市で国際会議を開催し、原子力は安全キャンペーンを行い、原発再稼働への道を開こうとしている。冗談じゃない! 杉並から反対の声をあげ、福島現地での闘いと合流しよう! と呼びかけるデモだ!
 今回は、12月16日の衆院選投票日直前の選挙真っ最中のデモだ。公示直前に、NAZEN呼びかけ人でもある俳優の山本太郎さんが杉並から出馬表明して、連日駅前や地域に大きな風を巻き起こしている。原発即時廃炉を掲げるただ一人の候補だ。 

s20121214a-2.jpg 「原発は即時廃炉以外に道はない。お金よりも命が大事。最大の力は99%の僕たちです。1%の人たちのために僕たちが犠牲になるなんてあり得ない!原発の歴史をつくり続けてきた自民党の中枢にいる象徴的な石原ファミリー。ここをうち破れば日本中に大きなエネルギーが生まれる。力を結集して、社会を変えよう!」という山本太郎さんの訴えに、連日、青年を中心に数百人から千人規模の聴衆が集まり、街頭を熱くしている。都知事選・衆院選は、自民党・民主党・維新など原発推進・改憲・戦争推進勢力のオンパレード! さらに、ついこの前まで「原子力の平和利用」と言ってきたにわか(ペテン)脱原発勢力だ。選挙が終われば、舌の根も乾かぬうちに原発再稼働容認、核燃サイクル容認に転じる連中だ。彼らは山本さんのように本気で福島の子どもたちや、福島第一原発の低賃金・違法・危険な作業で最悪の事態を阻んでいる労働者のことを考えたりなどしていない。そんな連中が議員になっても、原発は止められるはずがない。
 NAZEN杉並は、熱い思いでデモに立った。山本太郎さんの決起は「今度の選挙ほどどの政党にも入れたくない選挙はない」という怒りの民意を代表した決断だ。これに応えるデモにもなるぞと公園に集まった皆が明るい。なぜ杉並なのかについて山本さんは、反核闘争の発祥の地であり、自民の石原がおり、デモに立ちあがったのが昨年4月の高円寺デモだったことを演説でガンガン訴えている。山本太郎さんとともに、本気で原発廃炉に向けて闘おうと、NAZEN吉祥寺をはじめ東京の各地からも労働者が駆けつけ、デモ隊は100人近い数にふくれあがった。
s20121214a-3.jpgs20121214a-4.jpg 商店街を抜けて阿佐谷駅前にデモ隊が出る。「原発廃炉!」のコールに沿道からの声援がとぶ。阿佐谷駅前のガード下に、山本太郎さんとボランティアの青年たちも出てきて手を振り、デモ隊も旗を振り歓声をあげて応え、熱い熱いエールを交わした。街中一帯が反原発の解放的空間になって、公安刑事たちは憔悴していた。デモ隊はますます元気になり、「原発いらない、石原いらない」など次々とピッタリのコールが飛び交う。デモ後は、多くのデモ参加者が山本太郎さんの駅前街宣に合流した。子どもたちの命を守り、労働者が生きられる社会に変えるためにもっともっとつながろう!  (東京西部・飯野依子) 

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