1. HOME
  2. ブログ
  3. NAZENナガサキが、玄海原発再稼動阻止で申し入れ

NAZENナガサキが、玄海原発再稼動阻止で申し入れ

s20120419a.jpg 4月19日、NAZENナガサキは玄海原発の再稼動反対を訴えて、玄海原発への申し入れを行いました。
 申し入れの前に、玄海原発を「見学」しました。本当に美しい海の海岸線のほとりに、長崎原爆の材料と同じプルトニウムを燃やして発電をしている原子炉が立っているのを見たとき、あらためて怒りが湧き起こってきました。また玄海原発側は、福島原発と玄海原発の原子炉の違いを強調し、玄海原発では福島原発のような事故は起きないということを言おうとしていますが、ここにあくまでも玄海原発の再稼動を進めようとする九電の姿勢をあらためて感じ取ることができました。 

 さらに原発施設内に設置された線量計は、長崎の倍にあたる東京と同じレベルの放射線量の数値を示してるのを見てびっくり! 放射線量が原発周辺では高いということを明示に知ることができました。
 午後2時より、NAZENナガサキは申し入れを開始し、長崎の被爆者の城臺美弥子さんが申し入れ書を朗読しました。「原発の原理は、長崎や広島に落とされた原子爆弾となんら変わりありません。まさに『地上におかれた原爆』です」「被爆者として、こうした事件が繰り返されたことに心からの怒りを感じます」「玄海原発は、とりわけ危険な原発だといわれています。……福島原発事故以上の事故になりかねません」と弾劾し、「玄海原発の再稼動を絶対にしないこと、廃炉にすること」を強く申し入れました。また参加者から、次々と玄海原発と九電の姿勢を問う怒りの質問が出されました。しかし受け取りに来た職員は何も一言も答えることができず、「私は受け取りにきただけだから」とただ逃げるのに必死でした。九電は、反原発闘争の前に完全に追いつめられているのです。
 5月5日をもって日本のすべての原発が停止しようとしています。確実に停止させ、絶対に再稼動をさせてはなりません。そして放射能で汚染された瓦礫の各地方自治体での受け入れを、全国の闘いで阻止しましょう! 福島の労働者・農民・漁民と連帯し、全国の闘いで、すべての原発を廃炉に追い込みましょう!(長崎・K) 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択