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志賀原発を廃炉へ! 金沢市内での集会に2000人が大結集

s20110725a-1.jpg 7月24日、さよなら!志賀原発集会が金沢市中央公園で2000人の結集で行われた。これだけの労働者、学生が集まったのは70年代以来だ。菅のペテン的「脱原発宣言」による原発推進を許さず、労働者、学生の団結で、志賀原発をはじめ、すべての原発をいますぐ廃炉に叩き込もう。
 集会開始の10時頃になると石川県内の労組が組合旗をもって続々と集会場に集まってくる。大阪、東京、岡山など全国からも労働者が集まってきた。子ども連れの母親や家族総出による参加も。青年や学生の姿も多い。6月11日の全国100万人の反原発集会の勢いを引き継ぎ、金沢でも地殻変動が始まっている。 

s20110725a-2.jpg 集会での目玉は福島県飯舘村からの発言だ。「地震直後、学者が年間10ミリシーベルトは大丈夫」「野菜は食べても大丈夫だと言われてきた」と、御用学者によって被曝を強制させられてきた怒りを語った。さらに志賀原発の地元である志賀町からの発言では、地元は3・11で原発に対する意識が変わり、志賀原発を廃炉にする闘いが始まっていることが報告された。現在、北陸電力志賀原発1号機はトラブルにより停止。2号機は定期検査により停止しており、地元志賀町の了解が取れず再稼働の目途がつかない状態にある。3・11情勢下で住民の原発への怒りが再稼働を止めているのだ。この日の集会は志賀原発を廃止に追い込む第一歩の決定的な闘争となった。
 富山大学学生自治会と北陸労組交流センターの仲間は、8月6日のヒロシマ大行動への参加を訴え、反原発の署名集めを行った。労働者や学生が反原発署名にドンドン応じてくれる。「一緒に原発を止めよう」「絶対に原発は止めなくてはならん」。署名をしてくれる人が熱意を込めて語る。また「ヒロシマに行ってきてくれ」などとカンパもしてくれた。マスコミもビデオカメラで署名活動を映し、大注目だ。他方でカクマルは、ビラで社共を批判はしてみたものの、自らの闘争方針を打ち出すこともできず、われわれの宣伝隊の周辺をウロウロするばかりで消耗しきっていた。
 集会後、12時から金沢市内をデモし、北陸電力前では原発反対の怒りのシュプレヒコールを上げ、闘いを貫徹した。すべての原発を廃炉にする闘いは全国で巨大に始まっている! 8月6日は、福島の怒りとともにヒロシマ大行動で原発を止めよう! 記念式典に来る管を弾劾し、すべての原発を即座に止めよう。富山大学の学生は最先頭で闘います。(富山大・K) 

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