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柏崎刈羽原発の再稼動に反対し、廃炉をもとめる新潟県内10団体による県知事申し入れ行動

20131026a-1.jpg 10月24日、NAZENにいがたをはじめ、「柏崎刈羽原発の再稼動に反対し、廃炉をもとめる署名」に取り組む、新潟県内の10の団体による新潟県知事への申入れ行動が行われました。各団体を代表して20人ほどが県庁舎に集まりました。県知事に対する要望項目は、
 一、柏崎刈羽原発に関して県民の安全第一の立場を堅持されること、
 二、柏崎刈羽原発の再稼動を認めず、廃炉にすること、
 三、再生可能な自然エネルギーを積極的に導入して雇用を創出し、県民の暮らしを守ること、
の3点です。 

20131026a-2.jpg これまで集められた全体で2万筆ほどの署名を持って行き、県の防災局および産業振興課に対して提示して、要請書を読み上げました。NAZENにいがたでは毎週行っている「反原発土曜行動」において、この間100筆前後の署名が寄せられており、今回これまでに集まった4300筆余りを持って行きました。
 申入れに伴う質疑が各団体から県に対して出され、NAZENにいがたも再稼働反対と廃炉に関しての県の考えに疑問をぶつけました。、また東電が県に設置許可を求めたフィルター付きベントに関して、参加者から懸念の声があがっても、県の回答は住民の不安に答えるものとは思えませんでした。
 福島第一原発から大量の汚染水が放出され、事故収束がままならない状況が続いている中、柏崎刈羽原発の再稼働をもくろむ東電に、新潟県でも懸念と怒りが満ちています。今回私たちは県知事に直接会って要請することを希望しましたが、知事本人は出席せず県の担当者が対応したことに、参加者から残念だという意見が出されています。今回は中間集約のため署名を県に提出していませんが、今回の要請行動の意義の第一は、県内で原発反対を明確にしている諸団体が共同で行動したことです。NAZENにいがたは、原発再稼働反対の立場を明確にしている県内各地の会とともに今後も署名集めを継続し、柏崎刈羽原発再稼働反対でたたかっていきます。(新潟・HG) 

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