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“来年も、もっとパワーを付けて頑張る!” 国会前で福島の亀屋幸子さんが熱い訴え

20131230a.jpg 12月27日、首相官邸前・国会前で2013年最後の金曜行動が行われた。「原発やめろ!」「再稼働反対!」「子どもを守れ!」。官邸に向け激しいコールを何度も叩きつけた。師走の厳しい寒気を吹き飛ばし、次第に全身が熱くなった。
 スピーチが始まった。中野区から参加した女性
は「これまで多くの人が原発に反対し、仕事も休日も返上して訴えているにもかかわらず、その思いも踏みにじり、安倍首相は原発を日本の基盤電源に位置付けようとしています。『福島の問題が収束した』と世界に向かって大うそをつき、さらに特定秘密保護法を成立させて原発問題をすべて秘密にしようとするあなたは悪の権化です。どうしても原発を推進するなら、ここ首相官邸前に作ってみろ! 私たちは原発をすべて無くすまで絶対に諦めない!」と声を張り上げた。

20131230b.jpg 毎回参加している女性は「安倍首相! 早く原発を無くせ! あなたはエネルギー基本計画で原発推進路線にかじを切ろうという魂胆ですか。私たちは絶対に許しません!」と怒りを表明した。続けて若い女性が、「安倍首相! エネルギー基本計画で原発を基本電源にすることなどナンセンスです。あなたが守りたいのは利権だということはもう分かってるんです。あなたの『美しい日本』も『アベノミクス』ももうネタがばれています。来年はクビを洗って待ってなさい!」と宣言した。
 国会前でも多くの人がマイクを握って訴えた。
福島県双葉町から東京に避難している亀屋幸子さんは「皆さん、寒い中ご苦労様です。安倍総理は『国が責任を持って収束させる』と言いましたが、福島原発は汚染水も流れっぱなしでますますひどくなっています。あと、石原大臣は地元の意見も聞かないで『双葉町を国有地にします』と言いました。双葉町の住民はそんなこと聞いてないんです。何を勝手に言っているんでしょう。順序が間違っています。これが国のやり方です。皆さんこんなに私たちがいじられていいんでしょうか。双葉町の住民は絶対に反対します」
20131230c.jpg 「正義は必ず勝ちます。私も、皆さんのおかげでここまで頑張ることができました。来年も、もっともっとパワーをつけて頑張ります。私は、事故から逃げる時は地獄でした。双葉町には一生帰れないんです。この苦しみを他の人に味あわせないために、再稼働は絶対に反対です! 皆さん、再稼働だけは、再稼働だけはさせないで下さい! 来年も頑張ります」と心の底から訴えた。
 2014年の首相官邸前・国会前金曜行動は1月10日から開始される。1、2月は開始時間を遅らせて、午後6時30分~8時の1時間半となる。来年も断固闘いぬこう。さらに3・11郡山集会に大結集しよう。全国・全産別に闘う労働運動の拠点を建設し、その力で安倍の原発再稼働と改憲攻撃を粉砕しよう!(H)

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