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金沢大で『前進』配布 学生間で話題が沸騰

 20161027e-1.JPG10月18日、北陸の全学連と労組交流センターの仲間は国際反戦デー闘争の一環として、金沢大学で情宣活動に決起した。
 金沢大学ではここ数年で、全国の国立大学同様キャンパスでの政治活動を禁止する一方的な決定がなされ、新自由主義大学化が進められてきた。さらに今年になり、大学当局はキャンパスの駐車場を有料化しようと画策している。教職員から1万2000円、学生からは6000円を年間で徴収しようというのだ。

 こうした中で、「京大4学生の不当処分を撤回しよう」「韓国ゼネストと連帯し朝鮮戦争を止めよう」という訴えは、新鮮な驚きと感動をもって受けとめられた。キャンパスに1千部の『前進』をくまなく配布し、生協食堂のある大学会館前で手渡ししながら金大生にともに闘うように訴えた。『前進』の受け取りは上々。紙面を開いて友達同士で盛り上がりながら歩く学生や、机の上の『前進』を読んで「ちょっと過激なんだよなぁ……」と話し合う学生など、多くの学生が政治を求めていることがはっきりした。
 こうした状況に、自治会権力に安住しようとするカクマルは、大学当局に屈服し、「学内要求活動」に特化して生き残りを図っている。”校舎への立ち入りのカードをかちとった”などと学内管理強化の先兵になっている。絶対に許せない。
 今回の情宣で、カクマルとは対極にある京大生の闘いや国鉄闘争、韓国ゼネストの闘いを金沢大学の学生や教職員に届けることができた。『前進』を持ち込み訴えることが決定的だ。
 さらに10月21日には富山駅前で街頭宣伝に決起し、『前進』を武器に富山市議会の政務活動費不正受給問題に怒る労働者市民と合流した。
 全国から11・6集会の大結集を実現しよう。(富山大学・TN)

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