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辺野古土砂投入続行に怒り 3・16沖縄県民大会 建設断念求め1万人

安倍の辺野古への土砂投入宣言に怒り、県民大会に集まった1万人以上の参加者が一斉に「土砂投入をやめろ!」のボードを掲げた(3月16日 沖縄県那覇市)

安倍政権が3月25日から辺野古の新たな区域への土砂投入を宣言する中、3月16日に「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める県民大会」が那覇市の新都心公園で開かれ、主催者の目標を超える1万人以上が結集しました。大会開始前に会場は埋め尽くされ、最寄り駅から会場への列も貸切バスでの来場者も、開始時間後も途切れることはありませんでした。
私たちは「基地・戦争とゼネストで闘おう」と題する『前進』3019号を3千部を参加者にまききりました。「私は戦争で兄弟5人のうち私を除く4人を亡くした。戦争は絶対に許してはいけない。辺野古はつくらせてはいけない。頑張りましょう」と声をかけてくるおばあさんや、「『前進』! 懐かしい。頑張ってるのね」とうれしそうに受け取る人など、参加者の気概が伝わってきました。
沖縄万人の力で星野さんを取り戻す会は、この間意見広告で星野さ

『前進』に注目と関心が集まり、3000部がまたたく間に県民大会参加者の手渡された

んの解放を呼びかけた人も加わり、沖縄タイムスと琉球新報に掲載された意見広告に要望書と絵画展実行委員会の呼びかけをセットにして配布しました。要望書を集める会員の前には常に集会参加者が足をとめていました。
県民大会は主催者を代表して、共同代表であり、沖縄での星野意見広告に名前を連ねた稲嶺進・前名護市長のあいさつから始まりました。稲嶺氏は「この2月の県民投票で沖縄の民意は示された。しかし岩屋防衛相は、『県民投票前から工事は続行するつもりでいた』と言った」と激しく弾劾し、「(国の)間違った計画を白紙撤回するまで力を合わせて頑張ろう」と力強く訴えました。さらに各地を代表した若者の訴えには、会場から多くの拍手が送られました。
大会は最後に大会決議を採択し、「土砂投入をやめろ!」「民意は示された!」のメッセージボードをかざし、「ガンバロウ」を三唱し終えました。
県民投票の圧勝からさらに次の闘いへ! 新たな全島ゼネストに向かって闘いぬこう!(山城信康)

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