沖縄闘争3日目、300人のデモで名護市民と交流!
沖縄闘争3日目、早朝から沖縄中部の米軍基地3カ所で、「7・8%賃金カット攻撃にストライキで反撃しよう! 定年後再雇用のパート導入絶対反対!」を訴える沖縄労組交流センターのビラを6・10国鉄集会のビラとともに配布。辺野古現地(辺野古、久志、豊原)でも全戸ビラを闘いぬいた。
午前10時半、辺野古の浜に全体が集まった。早朝行動の報告を行った後、北部合同労組の富田晋委員長が辺野古闘争の歴史と現地情勢を語り、「辺野古は杭一本打たせていない。職場での攻撃、福島の原発も、沖縄の基地もすべて新自由主義の政策の結果だ。全国で階級的労働運動をよみがえらせて闘っていきましょう!」と結んだ。
浜での集会中、平和行進に参加した全国の青年労働者たちが次々と訪れ、富田さんの話に聞き入る場面も。最後に「辺野古に基地をつくらせないぞ!」のシュプレヒコールがキャンプ・シュワブにたたきつけられた。
いよいよ名護市内デモだ! 名護市役所の中庭、マイクを握った北部合同労組の田上さんが「歴史的な晴天です! きょうのデモコースは名護に基地問題が持ち上がって以降、何十回も抗議デモをしたコースです。元気よくいきましょう」と呼びかけた。仙台市職労の神保美彦さんは「名護市役所で働く皆さん、仕事をやめて聞いてください。公務員バッシング、ふざけるんじゃない! 公務員攻撃の狙いは労働組合を根絶やしにすることだ。被災地を見てくれ! 農民から農地を奪い、漁民から漁業権を奪い、住民が自由に住むこともできない。資本の生き残りが復興だと言って被災地の住民をズタズタにしている。この怒りで安保粉砕! 基地撤去! すべての原発をなくそう!」とアピール。地元の学生が「僕は一昨日初めてデモに参加しました。デモは楽しい、本当に人間性を取り戻す感じがします。デモで流す汗は今までの人生で一番美しかった感じがします。辺野古に基地はいらない!」「名護市民と一緒に辺野古新基地建設を阻止するぞ!」
正午、300人のデモが出発した。元気なコールが響きわたる。「基地はいらない! 解雇撤回! 基地撤去! 労働者は死んではならない! 死すべきなのは米軍基地だ! 死すべきなのは原発だ!」「労働者は怒ってるぞ! オスプレイを配備させるな! 普天間基地を今すぐ撤去! 辺野古の海に基地はいらない! ストライキで基地をなくそう! ストライキで原発なくそう! 非正規職も撤廃!」
北部合同庁舎から手を振る労働者たち、郵便労働者からも「頑張って!」の声。沿道のオバーは「若い人たちがうれしい」と満面の笑み。
最後に富田晋さんが「原発を止めることも、基地を止めることも可能なんだと沖縄は僕らに教えてくれている。3日間の闘いでつかんだ確信を職場、学園、地域に持って帰り、この社会を変えましょう!」と締めくくった。さあ、沖縄闘争の地平から6・10国鉄集会へ進撃しよう!(M)
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