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旭川弾圧A同志の即時奪還を 星野闘争の前進に権力が恐怖

本紙3068号で既報のとおり、警察権力(北海道警)は9月11日に旭川市でA同志を不当逮捕し、A同志の自宅など5カ所に家宅捜索を行った。5月17日に旭川東高校でビラまきを行ったことを、4カ月も経ってから「建造物侵入」として逮捕するという許しがたい弾圧だ。道警はA同志の身柄を勾留し、不当な取り調べを連日行っているが、A同志は完全黙秘・非転向を貫き意気高く闘いぬいている。
  星野同志の遺志継ぐ青年を狙い
A同志が当日まいていたビラは、旭川市内での星野絵画展の案内だった。当時、星野文昭同志は徳島刑務所から東日本成人矯正医療センターに移管され、肝臓がん切除手術を目前に控えていた。A同志は手術の成功を心から願いつつ、星野同志の出身地である北海道での絵画展を絶対に成功させようと、積極的に宣伝活動を行っていた。
そして星野同志の急逝を聞いたA同志は、国家権力に対して人一倍の怒りをたぎらせ、星野同志の遺志を引き継ぐ青年世代として北海道の地で不屈に闘う決意を燃え立たせた。今回の不当逮捕は、星野闘争を担い、改憲・戦争阻止の闘いの先頭に立ってきた青年を狙い撃ちにした卑劣きわまる政治弾圧だ。
  押収品は160点超改憲狙う大弾圧
北海道警がA同志への不当逮捕と同時に行った家宅捜索では、本紙、「星野新聞」、DVD、ノートパソコン、スマートフォン、携帯電話、星野カレンダー、「北海道星野文昭さんを救う会」の機関誌など160点以上、とりわけ星野闘争と絵画展に関する資料や宣伝物を多数押収した。また別の同志が居住するアパートの捜索では、道警は周囲に機動隊を配置し、あらかじめ用意した合鍵でドアを開け、令状も示さず部屋に押し入るという暴力的な違法捜査に踏み込んだ。そして早朝から10時間かけて捜索を行った。
このような凶暴で許しがたい治安弾圧が、極右勢力を総動員した改憲突撃の第4次安倍再改造内閣発足と時を同じくして行われたことは、けっして偶然ではない。7月参院選で安倍の街頭演説にやじを飛ばしただけの人を暴力的に排除しておきながら、いまだにその法的根拠すら説明できない道警が、青年の決起のさらなる拡大を恐れて今回の弾圧に乗り出したことは明らかだ。
全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部へのかつてない大弾圧をはじめ、安倍政権のもとで激化する治安弾圧は、いずれも「戦争する国」「労組なき社会」への転換をかけた改憲攻撃そのものだ。学生運動に対してかけられている弾圧や処分も同じだ。だが、それは国家暴力の発動によってしか支配を維持できない安倍の追い詰められた姿を示しており、労働者階級人民の側が怒りを倍加して決起すれば、弾圧は必ず粉砕できる。
安倍打倒へ闘いを拡大し、A同志の即時奪還をかちとろう!

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