1. HOME
  2. ブログ
  3. 迎賓館・横田裁判、差戻し控訴審無罪へ!福嶋再審勝利!2・23総決起集会

迎賓館・横田裁判、差戻し控訴審無罪へ!福嶋再審勝利!2・23総決起集会

20130228c-1.jpg 2月23日、「差戻し控訴審無罪へ!福嶋再審勝利!2・23総決起集会」が迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会主催でかちとられた。
 会場の東京・新宿区初台区民会館には須賀武敏・十亀弘史・板垣宏同志を先頭に家族、支援者、友人たち80人が結集した。
 いよいよ、差戻し控訴審最終弁論公判が3月25日に迫ってきた。3月決戦の一環として全力でこれを迎え撃ち、権力によるデッチあげ弾圧を粉砕し、必ずや逆転無罪をかちとろう。先日、裁判所が6月末判決公判予定を弁護団に打診してきた。裁判所の早期決着策動だ。集会では参加者全員が、3・25から判決公判にむけた4ヵ月決戦を闘いぬこうと決意を新たに固めた。 

 迎賓館・横田裁判闘争は、26年にわたって、獄中の福嶋昌男同志を含め4人の被告団、家族、支援者の固い団結のもと、国家権力と不屈・非妥協で激突し、闘い続けてきた。日帝の新自由主義攻撃と真っ向から対決し、階級的労働運動路線と一体でたたかいぬいて日々勝利を積み重ねてきた。そして今、その激突に勝利の決着をつける「最後の決戦」をたぐり寄せている。
 集会冒頭、共同代表の桜井善作さんと、あらたに共同代表になった藤井高弘さん(1984年自民党火炎戦闘でデッチあげ弾圧で完全無罪をかちとる)の2人があいさつに立った。桜井さんは「この裁判闘争は極反動安倍政権に魂を売った裁判所との対決だ。広範な大衆的結集の力で勝利をかちとろう」と檄(げき)を飛ばした。
 救援連絡センター、星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議、法大文化連盟からの連帯の挨拶を受けたあと、東電女性社員殺人事件再審闘争で、無罪をかちとった「無実のゴビンダさんを支える会」事務局長の客野美喜子さんから、「ゴビンダさん再審無罪と司法の責任」と題して特別報告を受けた。
 客野さんは「再審無罪をかちとったが、素直に喜べない。警察・検察は誤判の検証をしようとしないし、裁判所も判決で誤判原因に触れようとしない。司法に自浄能力がないなら、市民が立ち上がり、徹底検証する」と教訓を語り、今後の決意を語った。
 最終弁論公判に向けて、藤沢抱一、山本志都弁護人から決意表明を受け、4同志からの決意表明。
 板垣同志は、差戻し控訴審闘争勝利の地平をあらためて明らかにした上で「広範な人々の決起が決定的。それを実現し必ずや逆転無罪をかちとろう」と力強く発言。十亀同志は「司法はもう一つの安倍政権だ。危機ゆえに凶暴を極めている。裁判所も最先頭で人権蹂躙をする機関。私たちは安倍政権打倒のたたかいと一体で闘おう。3人の無罪勝利が福嶋さんの再審勝利を引き寄せる」と毅然として発言した。須賀同志は「私は必ず無罪をかちとる確信をもっている。ゴビンダさんの再審無罪に続く決意だ。命がけ、必死の公判闘争だったが、どんなに困難であろうと無罪をかちとれないことはない。3・25から6月判決公判に向けともにたたかいぬき勝利しよう」と会場を揺るがす迫力で決意を語った。
 獄中の福嶋同志からの「本日の集会の力で、3・25公判で無罪を手にしよう」というメッセージが読み上げられ、参加者の闘いへの熱気が最高潮に達した。
 続いて家族がともにたたかう決意を語った。福嶋さんの弟、明宏さんは「兄貴は元気です。皆さんからの手紙に勇気をもらっています。再審闘争に向け、これからもよろしくお願いします」と明るくあいさつした。十亀トシ子さんは「未来を確信して、無罪をかちとりましょう」と発言した。須賀陽子さんは「本当に心の底から勝ちたい。正義を貫いていけば必ず道は切り開かれる。これからが勝負」と奮起を促した。
 会場からの発言が行われ、最後に呼びかけ人の三角忠さんが全参加者の発言を集約して「国家権力によるあらたな『山田宣言』に対する全世界の労働者階級人民の戦闘宣言をここに打ち立てた」と感動的に集会を締めくくった。
 3月25日(月曜日、10時30分開廷、東京高裁429号法廷)、最終弁論公判に全力で結集しよう。
 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択