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NAZENにいがたが結成1周年集会―3・11総決起と柏崎刈羽再稼働阻止へ

20130227b-1.jpg 2月24日、NAZENにいがたは結成1周年集会が開催され、約50人が結集した。最初にNAZENにいがた代表の青年が挨拶し、福島診療所建設委員会の丹治満さん、新潟工科大学の深澤大輔教授が講演した。丹治さんは「福島の現実は何も変わっていない。東電、行政の切り捨てに腹が立つ」と放射能被害の深刻さとそれに対する行政の対応のでたらめさを具体例に指摘した。また、「甲状腺異常が多数出ており、甲状腺ガンが小出しにしている」と述べて福島での診療所の重要性を明らかにし、3・11集会への結集を訴えた。 

 深澤教授は「柏崎刈羽原発は反対では足りない、禁止にすべき」と述べ、日本列島は1000年に1度の活動期に入っており、新潟でM7・5の地震が近く発生することを地質構造から説き明かした。カンパアピールでは青年労働者が「毎週、新潟駅前での『土曜行動』は解放的」と3・11への決起を訴えた。そして柏崎刈羽原発再稼働を問う県民投票運動を担った市民は「私たちがものを言える場を作ろうという思いで始めた。県議会では議論らしい議論もなく否決されたが6万8千筆もの署名が集まった」と報告した。
 放射性ガレキ搬入阻止を担った市民は「新潟市で阻止した決め手は周辺住民の立ち上がり」と述べ、政府・東電の隠蔽体質が市政レベルにまで及んでいる現実を批判した。また搬入阻止に共に立ち上がった青年は「初めての闘争で勝利できて嬉しかった。労働組合が頑張れば原発も止まる」と結んだ。
 最後にNAZENにいがたから、①福島の怒りを圧殺しようとするあらゆる反動と対決して3・11福島現地に総決起する、②ふくしま共同診療所を支えていく、③柏崎刈羽再稼働阻止・廃炉へ青年を軸に闘いを進めていくと決意が述べられた。全国のみなさん共に3・11へ総結集しよう。
(NAZENにいがた・T)
 

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