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婦民総会 職場・地域で反戦訴え革命へ

婦民総会に90人が結集し、戦時下の差別・分断と対決し、戦争をいかにして止めるかを熱く討論(8月19日 大阪市)

差別・分断粉砕へ討論
8月19、20日に婦人民主クラブ全国協議会第40回全国総会が大阪市で開催され、90人が結集しました。昨年の総会で、帝国主義の戦争開始に対して自国の戦争に反対できなくなった部分との決別を果たし、1年間全力で闘い抜いてきました。帝国主義の大没落の中で世界戦争が始まっている今、反戦闘争を真正面から職場・地域で訴え、革命へ組織する全国協議会になろうと誓い合いました。

三浦正子代表の「戦争をどうやって止めるか、それは乱を起こすこと。目的は社会の変革、革命。みんなで真剣に討議しましょう」との発言で始まりました。
連帯あいさつには関西生コン支部の武谷新吾書記次長、全国水平同盟の久原正子委員長、高槻医療福祉労組の村山裕子委員長、全国労組交流センター女性部、革命的共産主義者同盟の橘日出夫さんが立ちました。

動労千葉の関道利委員長からのメッセージ紹介のあと、鶴田ひさ子事務局長から議案が提起されました。「私たちは2月三里塚、4月統一地方選、5月G7広島サミットを闘い、8・6広島―8・9長崎まで闘って、多くの若者、労働者民衆の反戦の思いを確信しています。麻生が台湾に行って『戦う覚悟はあるか?』と言ったのは支配階級からの私たちへの挑戦だ。自分が戦争反対を確認しているだけでなく、労働者民衆に真っ向から反戦の行動を訴えよう」と提起しました。
特別報告の一つ目に豊中市職の深町加代子さんが、橋下徹元大阪府知事による道州制攻撃の真っただ中での女性部つぶしから始まり、こども園廃止にいたる攻撃を職場・地域の保護者とともに十数年がかりの闘いで粉砕したと報告し、「戦争はすべての人にかかる攻撃。連合・自治労の反動も戦争反対をつぶすためだった。こども園廃止粉砕で終わるのではなく、職場・地域全体を戦時下で戦争反対の行動に組織する!」と訴えました。

二つ目に奈良市従の吉谷宏子さんが、セクハラ・パワハラ解雇撤回の勝利判決の報告をしました。「差別は分断と団結破壊の攻撃。労働者民衆が反戦決起するときにこの分断が使われる。徹底して闘うことで戦争を許さない強い団結をつくり出すことができる」と提起し、全体が確信を深めました。

2日間の討議は、広島支部が、1年がかりのG7広島サミット粉砕闘争で被爆者の解放的決起、労働者民衆の決起を実現したと報告したのをはじめ、各地からどうやって職場・地域に反戦を拡大できるかが報告・討議されました。福岡支部の長崎被爆者の土井玞美子さん(84歳)は自身の娘さんの話も出し、「もっと早く婦民と出会えていたら、もっともっと闘っていただろう。これからが青春。一生がんばっていきたい」と決意を語りました。20代の若者から80代まで、この言葉でさらに力をわきたたせ、この秋、9・23岸田打倒の集会から11月労働者集会に全国から大挙結集しようと全体が決意を固めました。 (婦民全国協・T)

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