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帝国主義戦争を内乱へ! 関西で革共同政治集会

関西革共同政治集会が9月3日、大阪市内で130人の結集で開かれた。「前進」夏季特別号と第31回全国委員会総会での討論・決定が強力なバネとなり、「戦争を内乱へ! 革命へ!」の熱気あふれる決起集会として大成功した。

革命勝利に向け一斉にこぶし(9月3日 大阪市)

基調報告を革共同政治局の夏見優一同志が行い、冒頭、岸田による原発汚染水放出の暴挙を弾劾した。岸田は中国をはじめ全世界の労働者人民の抗議を逆手にとり、中国への排外主義と戦争をあおっている。夏見同志は、この攻撃は粉砕あるのみと断じた。そして、「世界戦争はすでに始まっており、全人類を滅亡に追い込む核戦争の導火線に火がついている。かつてない重要局面で、労働者階級とその党は何をなすべきか」と問題を提起し、「4カ月決戦を通じて帝国主義戦争を内乱に転化し、プロレタリア革命を切り開く現実性をつかんだ。革共同が革命的労働者党として自らを変革し、労働者階級人民を広く深く組織する展望と確信をつかんだ」とこの間の闘いを総括、「帝国主義打倒の反戦闘争をさらに徹底的に闘い、11・19労働者集会への大結集をつくりだそう」と呼びかけた。
さらに2人の全国委員の同志が「帝国主義とスターリン主義の戦後世界体制が崩壊し、世界戦争に突入する中、一切を9・23―11・19大結集に集約しよう。革共同に結集し共に革命に勝利しよう」と熱く訴えた。
決意表明では、4カ月決戦を最先頭で闘った同志たちの発言が大きな感動を呼んだ。労働戦線を牽引(けんいん)した教育労働者委員会と自治体労働者委員会の同志がそれぞれに、「8・5教労デモを飛躍をかけてかちとり、8月6日の朝デモの先頭で闘った」「時代が求めているものから言えばまだ端緒だが、全国の教育労働者に鮮明な時代認識と路線で呼びかけた。集会とデモで『教え子を再び戦場に送らない』とは帝国主義を打倒することだと示したことは決定的だった」「歴史の転換点になった自治労函館大会に全力で決起し、自治労の正面課題として戦争反対を押し出した。自治労広島市労働組合での決起をはじめ、全国の自治体労働者の決起をさらに押し広げよう」「広範な階級を自国政府打倒の反戦闘争に直接組織することに全党が全力を挙げよう」と発言した。
さらに、部落解放闘争組織委員会、マルクス主義青年労働者同盟、マルクス主義学生同盟の同志からも、今秋決戦に向けた熱烈な決意表明がなされた。
集会には、今年前半決戦で初めてデモに参加し革命運動に接した青年・学生が数多く参加した。青年・学生は目の前で起きている戦争を引き起こしているのは帝国主義であり、戦争を阻止するのは帝国主義とスターリン主義を打倒する世界革命であることに確信を持ち、怒りを解き放って決起している。その声と行動こそが、時代を最先端で切り開いていると実感した。
一切は9・23―11・19の大爆発にかかっている。「戦争を内乱へ」の闘いを徹底的に推し進め、プロレタリア世界革命の勝利へ進もう。(関西 窪川芳司)

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