関西空港の軍事利用許すな
泉佐野市 泉州住民の会が集会・デモ
泉佐野市りんくう公園で2月11日、関西新空港絶対反対泉州住民の会、関西労組交流センター、改憲・戦争阻止!大行進泉州の呼びかけで「中国への戦争進める岸田政権打倒!関空を戦争に使わせない集会」を約60人の結集で行いました。
司会は関西合同労組泉州支部の西村美由紀支部長。「SOC(クリーニング工場)で労働組合のもとで闘ってきたがゆえに定年を口実にした解雇攻撃を受けているが、春闘ではねかえす」とあいさつしました。基調報告は、泉州住民の会の中川育子が行いました。「台湾有事=中国侵略戦争」をリアルにシミュレーションした米戦略国際問題研究所(CSIS)報告の内容を暴き、日米は中国侵略戦争に日本全国の民間の港や空港を使うと決め、そのために反対運動を潰そうとしていると弾劾。泉佐野市は関空開港30年を子どもや住民の戦争動員のてこにしようとしており、関西空港や阪南港へのミサイル攻撃を想定して大阪府が昨年2月に行った国民保護訓練に率先して参加したと暴露。「羽田での航空機衝突事故は、民間空港を軍事使用したらどうなるかを示した。空港労働者がストライキに立ち上がっている。空港で働く労働者、地域の労働者と住民が一緒になって関空の軍事使用を絶対阻止しよう」と訴えました。
主催者あいさつを関西労組交流センターの深町加代子代表、決意表明を泉州住民の会の小林順子さん、関西合同労組の黒瀬博匡委員長、改憲・戦争阻止!大行進京滋の学生が行い、泉州住民の会の小林さんは、「戦争だけは絶対反対。民間なら4千㍍滑走路は不要。関空は戦争に使うためとはっきりしてきた。私たちの敵はよその国の人ではなく政治屋どもだ」と強い決意を語りました。
デモは、若者の力強い太鼓とコールで、航空保安大学向かいから、南海羽倉崎駅前まで行いました。アウトレットでは多くの若者の注目を浴びました。
三里塚、沖縄、九州、舞鶴、全国の反基地闘争と連帯し、中国侵略戦争を阻止する闘いとして関空闘争を闘います。(泉州住民の会代表 中川育子)
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