女性は戦争動員を拒否する 大阪で反戦女性集会・デモ
6月16日、大阪市内で「反戦女性集会~女性は戦争動員を拒否する~」を行いました。
婦人民主クラブ全国協議会と労組交流センター女性部は、決定的な女性解放の闘いとして、3・8国際婦人デー集会を頂点に、「セクハラ・パワハラ解雇をぶっとばせ集会」を積み重ねてきました。中国侵略戦争が目の前で強行されようとしているこの時に、私たち自身の飛躍が求められています。
今こそ「中国侵略戦争止めよう! 8月6日は広島へ!」を真正面から掲げた集会とデモの先頭に女性が立とう! という議論の結果の取り組みです。司会は宝塚市職の野田里美さん。関西労組交流センターの深町加代子さんが基調報告を行い、「岸田は戦争を決断し、凶暴に突進しているが、準備は破綻している。闘う労働組合をよみがえらせるチャンスだ。こんな腐った社会はもう終わらせよう」と鮮明に提起しました。
続いて、闘う女性が次々に発言。関西合同労組の谷口恭子さんが8・6暴処法弾圧への怒りのカンパアピールを行い、関合労恭誠社分会の富田真理さんとSOC分会の小松美由紀さんがストライキ決行の意義を語りました。全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の女性組合員は、沖縄現地闘争からつかんだ戦争情勢を報告。八尾北医療センター労組の藤木好枝委員長は医療・介護・福祉のトリプル改定を、自治労奈良市従業員労働組合の吉谷宏子さんは8・6弾圧と一体の地方自治法改悪を弾劾しました。全学連の女子学生は、真正面から帝国主義を打倒しようと訴えました。
高槻医療福祉労組の冨山玲子委員長は8・6弾圧を跳ね返しストに立ったことを報告し、3カ月以上も夫を奪われている悔しさを乗り越えて闘う決意を表明。日教組奈良市の女性組合員は「5月、辺野古の工事車両を止めた闘いは、権力のもろさと、社会を労働者が回していることを示した。体制内を飛び出し、すべての労働者がつながり戦争を止めよう」と訴えました。2人の発言は特に参加者の胸を打ちました。
婦民全国協の山本美知子さんが元気にまとめを行い、デモに出発。若者がいっぱいのアメリカ村を圧倒的な注目を受けてデモをやり抜きました。8・6ヒロシマ、11月労働者集会に向かってますます前進していきましょう。(関西労組交流センター・広田好子)
この記事へのコメントはありません。