大坂控訴審結審を弾劾する
11月決戦で反動判決粉砕を
1971年11・14渋谷暴動闘争を闘った大坂正明同志の控訴審第1回公判が10月2日に行われ、東京高裁第5刑事部(鈴木巧裁判長)は一切の事実調べを拒否し即日結審を強行し、次回12月21日に判決公判と告げた。断じて許すことはできない。満腔(まんこう)の怒りをたぎらせ、中国侵略戦争阻止の反戦闘争を爆発させる。その力で12・21判決公判を迎え撃ち、大坂同志奪還へ血路を切り開くことを宣言する。
アメリカ帝国主義による中国侵略戦争が開始された中、革共同と大坂同志が「連帯し、侵略を内乱へ」の闘いを文字通り人生をかけて貫いているからこそ、国家権力は労働者民衆のプロレタリア革命に向けた闘いが爆発的に発展することを恐れ、法も道理もかなぐり捨てて「反戦有罪、革命有罪」を強行しようとしているのだ。戦争か革命か。中国侵略戦争に突き進む日本帝国主義国家権力と労働者人民の階級対立の非和解性がここに集中的に表されている。われわれは獄中で不屈に闘い抜く大坂同志を絶対に奪還する。満身の怒りを爆発させて今秋反戦闘争の爆発へ突き進もう。
一審裁判で全面的に明らかになった通り、大坂正明同志は100%無実だ。だが裁判所は大坂同志の無実を百も承知で、でっち上げ供述調書だけに依拠した一審判決を維持しようとしている。
それはこの裁判が、「沖縄奪還、安保粉砕・日帝打倒」をめぐる裁判だからだ。機動隊の暴力支配を労働者民衆が実力で打ち破り階級支配を根底的に揺るがした70年安保・沖縄闘争、その頂点たる渋谷暴動闘争の巨大さゆえだ。日帝の改憲・戦争攻撃の前に半世紀を超えて立ちはだかる労働者人民の反戦闘争=階級闘争の魂だからだ。
1969年11月佐藤訪米阻止の実力闘争を闘い、70年7・7自己批判と「血債の思想」で武装した革共同と全学連・反戦青年委員会を先頭とする青年は、沖縄の人々が置かれた現実と沖縄戦の歴史を学び、日米安保の矛盾と犠牲の集中点である沖縄こそが「革命の火薬庫」だとつかんだ。
「沖縄奪還、安保粉砕・日帝打倒」を掲げた労働者民衆の実力闘争は、過去の話ではなく、現在の階級闘争の激突点だ。米帝の中国侵略戦争に主体的・積極的に参戦することで帝国主義として生き残りを図る高市政権にとって、渋谷暴動闘争を闘い、機動隊をせん滅した革共同を全面的に圧殺することが絶対的な課題だからだ。米軍支配からの解放を求める沖縄の労働者民衆の実力決起と連帯し、機動隊支配を打ち破って決起した渋谷暴動闘争には殺人罪をでっち上げて、星野文昭同志には無期懲役・獄死を強制し、大坂同志には一審懲役20年判決を下した。
一方で、またも沖縄で起こった米兵による女性殺害事件には「極めて遺憾」と平然と対応しているのが高市だ。
大坂同志は「反戦闘争の高揚をもって戦時司法を粉砕していくことが求められています。弾圧を強めれば、労働者民衆は言いなりになるだろうという考えは、権力の驕(おご)りです。労働者階級民衆の闘いは、幾多の敗北を積み重ねても不屈に闘い続けることによってついには勝利をかちとるものです。私もその一個の環として獄中闘争を不屈に貫き、最後の勝利の一助になりたい」(獄中通信96)ときっぱりと言い切っている。革共同は、この烈々たる大坂同志の決意と闘いを共にすることを宣言する。
戦争の元凶=帝国主義の打倒へ、安保・沖縄闘争をどこまでも闘い抜く。米日の中国侵略戦争阻止を日本階級闘争の中心課題に押し上げ、トランプ・高市打倒へ攻め上る。11・1全国労働者集会、11・22全国反戦闘争の爆発をもって日帝権力に怒りをたたきつけよう。この力こそ大坂同志を取り戻す力だ。
12月21日、第2回公判(判決公判)を闘い、大坂同志実力奪還へ進もう。
大坂控訴審 事実調べ却下に怒り渦巻く
12・21反動判決断じて許すな
無実の大坂正明同志絶対奪還へ、10月2日の控訴審初公判闘争に「無実の政治犯星野さん大坂さん全国救援会」を始め全国から250人が集まった。高裁包囲デモ、裁判所前集会、傍聴闘争、報告集会の1日行動を闘い抜いた。
裁判長の結審強行に怒りの抗議爆発
裁判は20席足らずの傍聴席しかない公安事件専用の警備法廷で開かれた。裁判所も検察も「中国侵略戦争阻止・大坂奪還」の闘いの前に戦々恐々だ。
傍聴席からの盛んな拍手と激励の声に迎えられ、大坂同志が入廷した。鈴木巧裁判長は傍聴席の迫力に圧倒され、制止することもできない。
最初に弁護団が45分にわたり控訴趣意書の要旨説明を行った。一審判決が事実認定の軸としたAO証人の供述調書には信用性が皆無であること、初期供述からの変遷を糊塗(こと)するための警察による調書の改変すら存在することを暴露・弾劾した。そして「大坂さんは明らかに無実だ。高裁は無罪判決を出せ」と迫った。さらに証人調べの必要性を訴えた。全く許せないことに、この間、裁判官は反論の余地なくでっち上げを明らかにする弁護団の説明を無視する態度をとり続けた。そして弁護団の説明が終わるや、「事実調べの必要性はない」と全請求を却下した。
傍聴席から抗議の声が上がる中、弁護団が直ちに異議を申し立てた。裁判長が異議を棄却、結審を強行しようとした時、弁護団が裁判官忌避を申し立てた。
「大坂さんは無実だ。だが裁判官は、証人調べを行おうという努力のかけらも示さない。裁判官の資格があるのか!」。西村正治弁護士の怒りの追及に呼応し、「なぜ事実調べを拒否するのか。無実が明らかになるからだ」「何が『公平な裁判所』だ! 事実調べ、証人調べを行え!」と傍聴席から鈴木裁判長の訴訟指揮を弾劾する怒りの声が次々と発せられた。何人もが退廷になる中、裁判長が申し立てを却下し結審と次回判決(12月21日)を宣言した。高市政権のもとでの「反戦有罪」という結論ありきのデタラメ裁判だ。絶対に許さない!
反戦闘い大坂同志奪還へ新たな決意
午後4時すぎから弁護士会館で報告集会を行った。西村弁護士は「第1回公判で結審になり、怒りに堪えない。裁判官は我々の訴えを聞く姿勢を見せなかった。次回が判決公判だというが、法廷外の怒りの力で裁判所の既定路線を粉砕しよう」と怒りもあらわに訴えた。藤田城治弁護士は証人尋問を要求して闘った内容を報告した。「一審は50年以上前の供述調書だけで判断した特殊な事案だ。心理学者がこぞって『こんな調書で有罪にできるのか』と一審判決を批判している。高裁はこれに向き合うべきだ。絶対に有罪判決を許さない法廷外の闘いが重要だ。最後まで闘う」と弁護団の決意を示した。
山本志都弁護士は控訴審で争った内容を具体的に説明し、「でっち上げ供述調書が作られる経緯を完全に暴いた。警察の調書偽造も明らかにした」と述べ、これを無視しようとする東京高裁を怒りを込めて徹底的に断罪した。
全国救援会の3人の共同代表がそれぞれ闘いを報告した。浅野健一さんは「人生初の退廷」を誇り、狩野満男さんは「命を懸けて中国侵略戦争と対決する大坂さんを反戦闘争の力で奪還しよう」と方針を提起。最後に星野暁子さんが「権力の立場に立ち切り、裁判を否定する裁判所」の打倒を訴え、情勢と闘いの核心を提起した。
会場から東京労組交流センター代表・山口弘宣さんが発言、「これが帝国主義の裁判だ。はね返すためには反戦闘争をガンガンやることだ」と決起を訴えた。参加者は大坂同志奪還、中国侵略戦争阻止の今秋決戦への決意を新たにした。
救援会が大結集しデモと高裁前集会
裁判に先立って、高裁包囲デモがかちとられた。
正午、日比谷公園霞門に集まり、「鈴木巧裁判長は事実調べを行え」の大横断幕と青色の大坂奪還ゼッケンで一帯を埋め尽くした。狩野さんが「東京高裁が救援会の街宣に警察を動員して妨害するまで追い詰めてきた。大坂さん実力奪還へ今日は結審策動を実力で打ち破る闘いを貫こう」と提起した。デモは5列縦隊で霞が関を進み、「大坂さんは無実、高裁は事実調べを行え」「中国侵略戦争阻止、高市打倒」の力強いコールに裁判所前の人々から大きな声援が寄せられた。
デモの後、ただちに高裁前大集会に移った。250人のシュプレヒコールは、文字通り東京高裁前を完全占拠し、人民の怒りが高裁を包囲した。関東、関西を始め東海、広島、愛媛、香川、徳島、福島など全国の救援会の発言に続き、革共同の秋月丈志書記長が、「連帯し、侵略を内乱へ」を貫き大坂同志絶対奪還をかちとる決意を表明した。


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