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裁判員制度廃止を訴え銀座をデモ

 11月22日、裁判員制度はいらない!大運動が主催する「さあ廃止だ!裁判員制度 全国一斉11・22行動東京集会」が社会文化会館で行われ、労働者、学生、弁護士、市民ら640人が結集した。集会後は銀座デモを行って裁判員制度廃止を労働者・市民に訴えた。三宅坂から赤坂見附を通って首相官邸前でひときわ大きな声と怒りで麻生太郎首相を弾劾し、新橋から有楽町で街頭の多くの市民と交歓、東京駅八重洲口から常磐橋公園まで5・7㌔をたっぷり2時間デモ行進した。(写真は数寄屋橋交差点をデモする第一梯団のデモ隊)


 集会は交通ジャーナリストの今井亮一さんの開会あいさつ、作家で臨済宗僧侶の玄侑宗久さんのビデオレター、新潟の高島章弁護士の特別発言に続いて、高山俊吉弁護士がコーディネーターとなってパネルディスカッションが行われた。パネリストは漫画家の蛭子能収さん、元小学校教員の森本孝子さん、葛飾FMパーソナリティの吉沼紀子さん、台東区竹町中町会会長の藤原隆男さんの4人だ。それぞれの立場と経験を踏まえて裁判員制度反対の意見を表明し、最後に一言ずつデモのプラカードに意見を書いた。「迷惑だ。店がつぶれる」「知れば知るほど怖い」「国家による殺人」「それでも僕は裁判員になりたくない」――。参加者も大いに共感を示した。最後に佐藤和利弁護士がまとめと行動提起を行った。「裁判員制度廃止へ、労働者、市民、自営業者、弁護士は一緒に闘おう」と訴え、とりわけ労働者、労働組合の闘いがかぎを握っていることが強調された。具体的方針として、「3―5月にストライキや一斉休業、膨大な署名などの戦術を駆使し、4月には6月13日を1けたも2けたも超える一大集会を実現しよう」と呼びかけた。参加者一同が大きな拍手で応え、やればできる、政府の言いなりになる従順な民ではないことを態度で表そうとデモに打って出た。(K)
写真上=パネルディスカッションでパネリストが書いたプラカードを掲げた
写真下=数寄屋橋交差点をデモする第2梯団のデモ隊

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