千葉で「生きさせろ!」第2波津田沼デモ
2月14日千葉県習志野で、「生きさせろ! 第2波津田沼デモ」を掲げた千葉春闘団結集会実行委員会主催の集会とデモが行われた。会場、デモコースとも1月18日の第1波行動と同じだ。午後6時すぎから新京成線・新津田沼駅近くの津田沼第一公園に労働者が結集してくる。6時30分、20人の参加で集会が開始された。直前の街宣で署名に応じてくれた2人の労働者の参加で全員の意気も上がる。「これから第2波の集会とデモをやります! 皆さんもぜひ参加して下さい!」。司会を務めるちば合同労組の青年労働者が、近くのスーパーの前で見て労働者に向かって元気良く呼びかける。
冒頭、広島連帯ユニオンの労働者からの連帯発言。「20代の頃から三里塚闘争などでよく千葉に来ている。千葉に来ると元気になる。広島でもマツダの派遣切りに対して、労働者が怒っている。千葉の皆さん、共に頑張りましょう!」。医療労働者の「資本家は労働者から奪った福祉を返せ! 年金を返せ! 医療を返せ! 職場から団結をつくって闘おう!」の力強い発言が続く。ちば合同労組の青年労働者が最後にひときわ大きな声で「デモには感動があります。一緒にデモやりましょう!」と周辺の労働者に訴える。
デモに出発だ。「労働者は団結しよう! 団結したら百万馬力!」。デモコールが響きわたる。新津田沼駅とJR津田沼駅を結ぶ繁華街を2往復するデモは前回以上に労働者・市民の反応が大きい。歩道を歩く流れが止まってデモ隊を注目する。歩道橋の上も動きが止まり、デモ隊を見下ろす。一人の中年の女性が最初から最後までデモ隊の脇を歩き、「あなた達の言うとおり、この社会は変えなきゃ」と話しかけてくる。地区単独の小規模な集会とデモだが労働者・市民の反応がこれまでとまったく違ってきている。街頭情勢は、年末年始よりも進み、劇的に変わりつつあります。この情勢を本当に私達の力にすることが必要です。
千葉の労働者は、今月28日午後6時から千葉市民会館で開催される「ちば春闘団結集会」の大成功に向かって、あと2週間全力疾走します。(ちば合同労組H・A)
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