時廣解雇は不当労働行為 動労神奈川 労働委でJRを追いつめる
9月26日、動労神奈川が「時廣書記長解雇撤回・非正規職撤廃」を闘う神奈川県労働委員会の第3回審問が開かれました。今回の証言は動労東京の吉野元久委員長と、環境アクセスの橋本常務(前総務部長)です。
2016年8月から開始した労働委員会闘争は毎回、動労神奈川と動労総連合の仲間をはじめ県内で闘う多くの仲間の結集でかちとり、青年労働者との団結を深めてきました。中村幸夫委員長、時廣慎一書記長の第1回審問、桑原豪臣副委員長、飯田環境アクセス小田原事業所長の第2回審問を、JRを圧倒してかちとった勢いで、第3回審問をかちとりました。
吉野委員長は、国鉄労働者として働き闘ってきたこと、それが動労東京の闘いとなって発展していることを誇り高く証言しました。「外注化・非正規職化こそ不当労働行為の根源。闘う労働組合と団結の破壊が安全を崩壊させている」と今日JRが進める第3の分割・民営化攻撃を厳しく批判しました。「JRは労働委員会を無視し敵対してきた。労働委員会は存在意義を示せ」と労働委員会に真っ向から迫りました。
橋本常務は、労働委員会で争点となっていることと無関係の証言に終始しました。反対尋問で鋭く追及し、前回の飯田証言との矛盾をあばききりました。
審問終了後、本日の闘いについて意見を交換しました。遠路かけつけてくれた動労連帯高崎の仲間から闘いの報告が述べられました。桑原副委員長は「労働委員会闘争はJRを圧倒している。今日は、環境アクセスは追いつめられて梅原社長自らが傍聴に来ざるをえなかった」と勝利の確信で発言しました。「所長は現場のことは何も知らない。現場を動かしている労働者が圧倒的に強い」と『動労総連合青年部第6号』の動労神奈川の闘いを示しての仲間の発言もありました。最後は時廣書記長の「解雇撤回・非正規職撤廃をかちとり、11月労働者集会に総結集しよう」の団結ガンバローで闘いを締めくくりました。
次回は11月22日、求釈明です。11・4集会大結集の勢いで闘いとります。(動労神奈川書記・三苫昭)
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