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学力テストで教員評価するな 大阪市長・吉村打倒へデモ

20181004e-1.jpg 吉村洋文大阪市長が「全国学力テストの結果を大阪市の教員の人事評価に反映させる制度の導入をめざす」と表明したことに対し、労働組合を蘇(よみがえ)らせる会は9月28日、大阪市役所包囲デモを闘いました。
 これとどう闘うか甦らせる会で熱気あふれる議論となりました。これは改憲攻撃の先取りです。関西生コン支部への弾圧と一体で、教育労働者への徹底的な団結破壊攻撃が始まったのです。今こそ「勤評は戦争の一里塚」と体を張って闘い抜いた教育労働者の魂が甦る時だと捉え、日教組奈良市に続いて実力の闘いを復権させようと、市役所包囲デモを闘う決断をしました。

 吉村の攻撃に対して「教育体制の充実を」と論点をすり替えて条件交渉に入ろうとする既成労組指導部の方針では現場は闘えません。なぜなら「学力テスト」「評価制度」は教育を破壊するものだからです。本来「学校」は、子どもたちが「団結して生きる力」を育くむところです。「学力」もその一部であり、労働者は足りないところは教えあって、身につけ、今の社会を作っています。国が「学力を測ってやろう」などということ自体が本末転倒なのです。そもそも学力テストと教育労働者の賃金に一体何の関係があるのか? 無理やりこじつけて、労働者の団結を破壊しようなどと、でたらめもいい加減にしろ!
 「学力テスト撤廃」「評価制度撤廃」を訴えれば、学校の分会訪問では「デモおもしろそう。後輩もさそっていきたい」などの反応があり、市役所の職場でも「こんなことやる前に残業なんとかしろ」など吉村への怒りの声があふれ出ました。大阪市教組の抗議集会でも評価制度絶対反対の発言に拍手が起きました。
 デモ出発前の集会では、大阪市の教育労働者、日教組奈良市、京都府職労舞鶴支部など、関西全域からの発言があり、集会のまとめを教育労働者の青年が行いました。
 吉村打倒! 関西生コン支部への弾圧粉砕! いよいよ、大阪市に改憲・戦争阻止!大行進運動をつくり出す、大きな一歩が始まりました。(大阪 自治体労働者・A)
写真「吉村打倒、安倍打倒!」「教育破壊をやめろ」とコールをして、帰宅する市職員に訴えてデモ(9月28日 大阪市)

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