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西郡住宅強制執行阻止! 実力闘争の火ぶた切る!

 大阪・八尾市による西郡のMさんへの2・26住宅明け渡し強制執行を実力で阻止する闘いがついに始まった。執行通告日を翌日にひかえた2月25日午前9時過ぎ、Mさんの「一歩も引かない」闘いに追い詰められた八尾市住宅管理課(住管)は、こともあろうにMさんの店の前の広場を工事用フェンスで囲い始めたのだ。しかもMさんはじめ地元住民には何の説明もないままだ。こんな暴挙を許せるか! 「八尾市はMさんを殺す気か!」午後1時半、怒りの村内デモに出発。小学生が教室の窓から手を振って声援を送る。Mさんの店が見えてきた。フェンスが設置され部隊で近づくこともできない。「ただちに工事を中止しろ!」激しい弾劾がたたきつけられ、あちこちで住宅管理課と業者を追及するたたかいが繰り広げられた。(写真)


 「ここは八尾市の管理地だ。出て行け」などと言いビデオまで持ち出してきた住管に怒りは倍加し、あちこちで弾劾・追及行動が繰り広げられた。請け負いの作業員は工事を継続できずうつむいて座り込んでしまった。労働者に分断を持ち込む八尾市の卑劣なやり方を許すな! 追及は激しさを増すばかりだ。逃げまわっていた住管は観念し工事を中断せざるを得なくなった。やったぞ! これが労働者の団結の力だ! これが実力闘争だ! 全体で勝利を確認する中、全学連の仲間からMさんへの檄布が贈られた。 村内デモをやりぬき、次は八尾市にスト通告だ。午後4時、近鉄八尾駅での街頭宣伝と並行して八尾市役所へ。入り口は職員が立ち並びものものしい。八尾市行政が居丈高な態度とは裏腹に内心びくびくしているのが手に取るようにわかる。妨害をはねのけ、めざすは5階の市長室だ。対応に出た秘書課長は八尾北労組のスト通告を受け取ろうともしない。ここでも徹底弾劾がたたきつけられた。藤木委員長がストライキ宣言とMさんへの強制執行中止・八尾北医療センターの民営化絶対反対・公営住宅への応能応益家賃制度の撤回・供託者への住宅明け渡し提訴と預貯金差し押さえの撤回など11項目の要求を盛り込んだ「ストライキ通告書」を怒りと決意を込めて読み上げた。
ストライキこそ労働者の実力闘争そのものだ。市役所前でストライキ宣言集会を意気高くやりぬいた。八尾市職員や市民の関心は高くじっと話に聞き入る姿もあった。
 八尾北にもどり6時から総決起集会が開かれた。関西各地、東京などから労働者がかけつけた。全国連杉並支部・品川支部も参加し、「明日は死んでも引かない」という決意のMさんと固く団結しての強制執行と闘う決意を固めあった。準備は整った。強制執行来るなら来い! 明日は思う存分闘うぞ!(T)

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