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都知事選最終日 雪の新宿で熱烈な交流 「労働者こそ社会の主人公」

20140214b-1.jpg 東京都知事選の終盤戦は極寒の中での闘いとなった。特に最終日8日は、大雪が降り続く中、JR新宿駅の西口から東口へ、また西口へ、終日の新宿駅頭での街頭演説を繰り広げた。全国労組交流センターの労働者も全国から駆けつけた。
 午後6時すぎ、鈴木候補を先頭に西口地下の商店街を練り歩いてアピール。数カ所でマイクを握った鈴木候補の訴えが地下街に広がり、通りがかりの人びとが笑顔で駆け寄り、「頑張ってください」「応援してます」と握手を求める。

20140214b-3.jpg 午後7時半、しんしんと降り注ぐ雪の中、鈴木候補の最後の訴えが始まった。「いよいよ勝ちそうです。憲法改憲と戦争にもっていこうとしている安倍を倒そう。労働者に国境なんかないんだ! 国際的な連帯、これが戦争を阻止する最後の力だ。そして国内で戦争をやろうとするやつをぶっ倒す! その力が労働者の団結にある。この社会の主人公は労働者だ!」
 「連合が舛添を推し、闘わないで安倍や経団連と談合している。こういうデタラメが横行しているからみんなが組合に愛想をつかしている。だが労働組合ってのは本来そうじゃない。200年前から世界の労働者が血と汗を流しながらつくってきたのが労働組合だ。裸一貫で生まれ、裸一貫で死んでいくんだよ、われわれは。人として、労働者としての誇りを糧に団結していく。労働者は労働組合をつくって団結して資本家と対決する」
20140214b-2.jpg 仕事帰りの青年労働者が演説に聴き入る。背中のリュックに積もった雪が10㌢にもなる。
 「福島の現実を切り捨て、原発再稼働のためのオリンピックは返上するほかない!」と強調した鈴木候補は最後に「政治を根本から変えよう。皆さんにはその力がある。みんなの団結した力で必ず勝てる! 私も勝てる! よろしく!」
 郵政非正規ユニオンの齋藤裕介委員長がマイクで呼びかけた。「鈴木たつおさんにコールを送って、あしたに突入しましょう! 鈴木たつお! 鈴木たつお! 都知事! たつお! 都知事! たつお!」(K)

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