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2月7日 都知事選 鈴木候補が杉並区内を回りNHK問題を徹底断罪

20140214a-1.jpg 2月7日、鈴木たつお候補は杉並区内の高円寺、阿佐ヶ谷、西荻窪、荻窪とJRの駅頭を駆けめぐり、ひしひしと迫る寒気をものともせず熱烈に自らの政策を訴え、支持を呼びかけた。
 鈴木候補の怒りの矛先はこの日、主に安倍首相とNHKに向けられた。籾井会長の慰安婦問題、特定秘密保護法問題での暴言に続き、長谷川三千子埼玉大名誉教授が、1993年に極右分子が朝日新聞に「抗議」と称して押しかけて拳銃自殺した事件を礼賛したことについて、安倍政権が「知らない」などと白を切り、無関係を装う態度に終始したことを徹底的に断罪した。

 「自分で任命したNHK経営委員がこんなとんでもないことを言っていることに対し、一切責任をとらない。政治がこのように腐敗し、うそがまかり通る時に、世の中も荒れる。大人の社会を反映して、子どもたちの間でもいじめの問題が深刻になっている。こんな安倍政権を今ただちに倒さなくてはなりません」と、自らが安倍打倒を唱える唯一の候補であることを強調した。この鋭いアピールに、多くの人が足を止め、演説に聞き入った。
 さらに、福島での調査で甲状腺がんと診断された子どもたちが、前回から16人増えて疑いも含めて74人になったことを鈴木候補は明らかにし、「この現実と向き合うならば、原発はすべてただちに停止する以外にない。巨額の費用を投じてオリンピックをやっているような場合ではない。オリンピックは返上する以外ない」と、訴えた。
 そして福祉・教育などの重要なテーマについても、「肝心なのは今ここで安倍政権をぶっ飛ばして、政治の流れを根本から変えることだ」と本質を衝いて、他候補がおしゃべりに終始していることを強く批判した。
 この日は、杉並区を中心に活動を続けてきた都政を革新する会の長谷川英憲元東京都議、北島邦彦元杉並区議、さらに東京西部ユニオン鈴木コンクリート分会の吉本伸幸さん、福島から駆けつけた椎名千恵子さん、郵政非正規ユニオンの齋藤裕介委員長、介護職場で働く青年労働者らが、応援演説を行った。
 阿佐ヶ谷ではパール商店街を街宣隊とともに鈴木候補は練り歩き、店の人びと、買い物途中の人びとらと次々と固い握手を交わした。
 最後の荻窪では、「明日は大雪。日本の歴史が変わる日は雪が多かった。明日を闘う労働者民衆の力で歴史を変える日にしよう」と力強くアピールした。(K)

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