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グループホームで組合潰しの即日解雇に大反撃!!

 

 2月27日、神奈川県の長津田にある「グループホームまっとう」にて、福祉労働者連帯ユニオンまっとう分会のH分会長が不当な解雇攻撃を受けました。しかも、早番で朝7時前に出勤し、制服姿で仕事を始めたところを「即日解雇だ」「今すぐ出ていけ」です。杉崎社長、林施設長と暴力社長秘書のみならず、労務管理の弁護士と社労士の計6名が取り囲んで、暴力的に腕を持ち上げて施設から雪空に放り出したのです。青年労働者Hさんは攻撃を跳ね返し、午前7時から8時30分まで施設内にしがみつき、職場の労働者に呼びかけ、就労闘争をし続けました。さらに、施設外に追いやられた後も、雪が降る極寒の中、一人で門前に座り込み、「不当解雇許さないぞ!!」と闘ったのです。

 

 今回の解雇は、仲間のけん責処分・退職強要、雇い止め解雇に対して、職場に分会を立ち上げて闘ってきた分会長をとにかく暴力的にたたき出すためのみにでっち上げたものです。資本は13ページ、21項目にもわたる「解雇理由」をあげていますが、ほとんどが「職場で団交を要求した」「ビラを貼った」さらに「残業を拒否した」「社訓唱和をしなかった」というものであり、組合活動そのものの否定です。職場に団結が拡大していることに恐怖し憎悪して、追いつめられた暴挙です。ふざけるな! もはや「解雇」ですらない、資本による暴力的叩き出し。法政大学での弾圧とまったく同じです。
 急を聞いて続々と仲間が駆けつけ、10人が施設前に結集し、弾劾を叩きつけました。「社長出てこい!」「施設長出てこい!」と何度要求しても、資本は私たちの前に姿を見せることができません。私たちは、中で働いている職員に聞いて欲しいと、声明文を大きな声で読み上げました。そして、太鼓のリズムに合わせてシュプレヒコールをあげて、明日からも就労を闘う意志を宣言してきました!(写真)
 新自由主義が破綻している中で、多くの医療・福祉職場では低賃金・人員不足・過重労働を強いられ、現場の労働者が資本の鎖にグルグル巻きにされています。そんな鎖を引きちぎろうと、H分会長は介護職場に闘う分会を立ち上げ、組合員を拡大してきました。恐怖した資本は、さんざん不当労働行為や団交拒否を重ねたあげく、ついに組合をつぶすために解雇攻撃を仕掛けてきたのです。だからこそ、私たちはさらに労働者の団結を拡大し、革命へのうねりを巻き起こすことで大反撃に出ます。弾圧なくして団結なし。最大のピンチは最高のチャンス!です。世界大恐慌情勢の中で、春闘ビッグウェ~ブにガンガン乗りまくって世界中の仲間達と共に闘っていきましょう!!(SWU・O)

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