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鈴コン分会 解雇撤回・原職復帰の勝利和解が確定 11月職場復帰へ

20141003a-1.JPG 9月30日、東京西部ユニオン・鈴木コンクリート工業分会の3人(内尾稔分会長・吉本伸幸書記長・鈴木善弘会計)の解雇撤回・原職復帰の闘いが、東京高裁での勝利和解を鈴木資本に強制し確定しました! 11月半ばに職場復帰です。しかも「実質上無期雇用、不当労働行為等の法令違反をしない」と確約させての完全勝利です。鈴コン闘争が目指した第一の課題を達成しました。国鉄闘争に勝利し、非正規職を社会からなくす闘いの新たな始まりです。

 解雇から3年、今年4月16日の東京地裁民事11部での「解雇無効・地位確認」の大勝利判決から半年、鈴木資本は鈴コン分会と職場労働者を露骨に分断する不当労働行為を重ねてあがいてきました。しかし職場の闘いを軸に、鈴コン共闘と合同一般全国協を始めとした全国の団結は鈴木資本を打ちのめしました。
 東京高裁では2回の裁判で結審し、裁判所側はあっせん協議を勧めてきました。これに対して鈴コン分会は、不動の原則的姿勢であくまで「解雇撤回・原職復帰」を1ミリも曲げずに、職場・裁判・労働委員会闘争を貫きました。勝負する場所は職場であり、労働組合の団結拡大にかけてきました。大半が非正規職の現場で「困難を逆手にとって」明るく闘い、追いつめられた鈴木資本はついに崩れました。
 今こそ国鉄闘争を中心に、組織し組織する時です。最後に吉本書記長の勝利確定直後のアピールを紹介します。
 「われわれは職場を軸とし、闘い負けなかった! 団結を崩されなかった。闘う労働組合の完全勝利です。断固、職場丸ごと組織拡大に打って出ます。職場で徹底的に仲間を信じ団結して闘い抜いていきましょう! われわれは労働組合で闘えば必ず勝利する! 自信と確信をもって闘い続けていきましょう!」
(東京西部ユニオンS)

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