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動労千葉が結成30周年記念レセプション開く

 動労千葉結成30周年記念レセプションが3月8日、DC会館で開かれた。多くの現場組合員、動労千葉創成期からの闘いを担ってきたOB、三里塚反対同盟を始めとする共闘団体、支援する会など、実に400人を越える参加者が駆けつけた。会館の2階ホールはもとより1階駐車場の特設会場も立錐の余地もないほどの参加者で埋めつくされ、新たな闘いへのエネルギーにあふれる大盛会となった。アメリカ、韓国の同志たちもはるばる海を越えてお祝いに駆けつけた。アメリカからは運輸労働者連帯委員会のスティーブ・ゼルツァーさん、韓国・民主労総ソウル地域本部からは主席副本部長のパクスンヒさん、前本部長のイジェヨンさん、前々本部長のコジョンファンさん、ハイテクRCDコリアのキムヘジン支会長、公務員労組のパクソンニョルさんというすごい顔ぶれだ。


 第1部では、「動労千葉30周年にあたって」と題して前副委員長の布施宇一動労千葉顧問が、「改憲阻止のたたかい」と題して憲法と人権の日弁連をめざす会代表の高山俊吉さんが、それぞれ記念講演を行った。また来賓を代表して、三里塚の北原鉱治事務局長、韓米の代表が、万感の思いをこめてあいさつした。
 第2部では、田中康宏委員長が30年間の闘いを振り返りながらお礼と決意を述べるとともに、3月中旬のストライキにむけて万全のスト体制確立を組合員に訴えた。
次に三里塚反対同盟事務局次長の萩原進さんや動労千葉顧問弁護団の葉山岳夫弁護士などが来賓あいさつした。中野洋常任顧問の音頭で乾杯した後は、杯を酌み交わしながら参加者同士の歓談が続き、世代や地域を越えた交流が深まった。また国鉄分割・民営化反対のストライキなどで解雇された組合員への組合表彰も行なわれた。前列にずらりと並んだ解雇者たちの、労働者としての誇りにあふれた表情が印象的だ。
 最後に、各支部代表、平成採の組合員が前列にならび、09春闘ストライキを始めとする新たな闘いへの決意を表明した。閉会のあいさつを行なった長田敏之書記長は「問題は、今後の闘いだ。09春闘をめぐる情勢は、去年までとまったく違う。動労千葉は全国の労働者の先陣をきって、全本線乗務員を含めたストライキに立ち上がる」と決意を表明した。(O)
(写真上)第1部で布施宇一動労千葉顧問が講演(中)組合表彰で非解雇者が一人ひとり紹介され記念品が贈られた(下)参加者全員で肩を組んで組合歌を合唱

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