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オバマ、麻生、田母神串刺しに反核東京集会

 7月18日夕、8月総決起へ8・6広島―8・9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会主催の「2009東京反戦反核集会」が、東京・杉並で120人の結集で開かれた。オバマと麻生、田母神を串刺しにし、労働者の団結で戦争をとめ、核をなくす歴史的な8月総決起集会としてかちとられた。


 7月12、13日、杉並で田母神を迎え打った杉並区議の北島邦彦さんが司会進行を務め、冒頭、実行委員会で核問題研究情報センター代表の吉田義久さんの基調講演が行われた。「『核の脅威』をつくり出しているのは誰か」の演題に沿って、オバマのプラハ演説があくまでアメリカ帝国主義の核独占宣言であることが鋭く突き出された。そうだ、歴史的命脈が尽きたオバマには、唯一、国際競争力で優る核兵器しかないのだ。吉田さんは最後に「ルーズベルトがニューディール政策を掲げて大統領に就任した翌1934年、サンフランシスコで港湾労働者の闘いがゼネラルストライキに発展した。この労働者たちこそ国際港湾倉庫労働組合、ILWUとなった。ILWUは戦後まもない1946年にサンフランシスコで『核兵器を非合法化せよ』というプラカードを掲げて街頭デモを行った」と11月労働者集会に参加しているILWUの闘いを紹介し、「労働者の力を8・6ヒロシマ大行動に結集しよう」と訴えた。
 集会では、第五福竜丸乗組員として1954年にアメリカがビキニ環礁で行った水爆実験で被爆した大石又七さん、動労千葉の田中康宏委員長、全国統一実行委員会事務局長の三角忠さん、法政大学無期停学被処分者の久木野和也さん、裁判員制度はいらない!大運動の高山俊吉弁護士などが闘う決意を述べ、最後に実行委員会を代表し、ス労自主の入江史郎委員長がまとめと団結ガンバロ-!
 「くり返すな! アジア侵略—-ヒロシマ・ナガサキ、オキナワ、ビキニを!」 をスローガンに、8・3全国初の裁判員裁判開始を弾劾する霞ヶ関デモから8・6ヒロシマ大行動-8・9ナガサキへ! 8・15靖国闘争へ! 熱く暑い8月闘争へ総決起しよう! 「一人ひとりに人生選択を迫る1カ月として、8月を闘おう!」(法政大・久木野君)の呼びかけに心躍らせ、世界の労働者とつながる8月闘争に躍りこもう!(J)

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