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無実の5人を今すぐ返せ 広島暴処法弾圧 地裁包囲し密室裁判弾劾

「5人の仲間を返せ」「密室審理ではなく公開裁判を」と怒りのシュプレヒコール(10月30日 広島市)

道路を封鎖する権力と激突しながら5人を大声で激励

10月30日、2回目の8・6ヒロシマ暴処法弾圧の公判前整理手続に対し、広島地裁前に全国から結集した60人の仲間が怒りの弾劾闘争を闘った。
正午から地裁前では抗議弾劾行動に結集した仲間が次々と発言。「石破政権を打倒し、中国侵略戦争を阻止しよう」「5人の仲間の一日も早い保釈をかちとろう。密室での審理ではなく、公開された裁判の開始を」と訴え、11月労働者集会の大結集を訴えた。
広島地裁は、前回10月8日の公判前整理手続の時を倍する警察権力を地裁の敷地内に引き入れた。5人の仲間が車で運ばれてくる時間が迫ると、前回と同様に警察官が一斉に出てきて歩道に鉄柵を並べて封鎖し、往来を全て止める暴挙に出た。怒りが最高潮に達する中、5人を乗せた車列が地裁前に到着。車内にいる仲間へ声を限りに激励した。
その後、広島地裁刑事部に抗議文を提出した。奈良新聞労働組合が、「新聞産業で働く労働者として『戦争のためにペンを執らない』という不戦の立場から」保釈と公判の開始を訴える申し入れを行った。
権力は公判前整理手続を行う法廷に続く廊下にも柵を設置し、法廷に近づくことを阻止してきた。裁判所の密室審理を吹き飛ばそうと怒りのシュプレヒコールをたたきつけ、5人の仲間と一体で闘った。
今回の公判前整理手続は30分ほどで終了。公判開始を遅らせる地裁に対して徹底的に抗議をたたきつけ、5人の早期奪還と公判開始をかちとろうと訴えた。(8・6ヒロシマ大行動実行委員会 八木康行)

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