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横須賀・米空母での戦争演説を弾劾

 改憲・戦争阻止!大行進神奈川は10月28日、トランプと高市の米海軍・横須賀基地訪問・戦争演説に対し、緊急の抗議行動に立った。
10月18日、横須賀基地には原子力空母ジョージ・ワシントンが帰港。年後半の長期「パトロール」のために9月30日に出港したばかりで、通常であれば11月に帰港するところを、トランプ来日に合わせて異例の行動をとった。日米同盟の中国侵略戦争同盟としての強化を宣言する場として、一つの軍事行動としてトランプと高市の基地訪問は設定されたのだ。しかも、例年であれば帰港前に岩国へ帰投する最新鋭ステルス戦闘機F35Cなど艦載機を搭載したまま帰港するなど、中国の目と鼻の先での軍事的威圧以外の何ものでもない。米トランプは中国への100%追加関税の脅しと一体で、軍事的重圧も加えながら月末の米中首脳会談に臨もうとしている。これを砲艦外交というのだ。
私たちは、日米安保粉砕・中国侵略戦争絶対阻止を掲げて、トランプ・高市打倒の旗幟(きし)を鮮明に一日行動を闘った。トランプは今回、都内のヘリポートから基地への移動で、米大統領専用ヘリコプター「マリーン・ワン」に高市も同乗させるという異例の対応をとった。日米同盟の強化・深化をアピールする一連の行動だ。私たちは、基地最寄りの京浜急行・汐入(しおいり)駅頭での街宣後、トランプたちの乗ったヘリコプターが空母に着艦する際には、基地の目の前のヴェルニー公園で抗議に立ち「戦争・独裁のトランプ・高市打倒!」「中国への侵略戦争を許さないぞ!」とシュプレヒコールをたたきつけた。その後、さらに汐入駅頭街宣に立った。
高市は「世界の平和と安定へのトランプ大統領の関与を高く評価」し「ノーベル平和賞に推薦」したという。だが2023年10月7日のパレスチナ人民の蜂起以降、すでに7万人近くのガザの人々の命を奪ってきたのがイスラエルであり、アメリカ帝国主義だ。
また高市が会談で「日米の新たな黄金時代を」と宣言しているのは、防衛費の増額をはじめ、アメリカと一体で、いやそれ以上に主体的に中国侵略戦争へ参戦するために、国力のすべてを軍事につぎ込む大転換だ。
安倍すらも超える極右反動の高市を直ちに打倒することこそが全世界で戦争と差別・抑圧、貧困に怒り、立ち上がる労働者人民と連帯する闘いだ。労働者を食わせられなくなり、戦争をやって生き延びようとする資本主義・帝国主義は打倒する以外にない。労働者に権力よこせ!――それが11・2労働者集会/改憲・戦争阻止1万人大行進であるとの訴えに、続々とビラが受け取られた。
今回のトランプ訪日をとおして改めて日米同盟の最重要拠点であり戦争出撃拠点として横須賀基地があることが鮮明になった。この侵略拠点を包囲し、解体を迫る闘いは、米日による中国侵略戦争を阻止する闘いにおいて決定的な位置にある。11・2の闘いからさらに横須賀闘争をはじめ全国で反戦・反基地闘争を爆発させよう!
(改憲・戦争阻止!大行進神奈川 事務局・中村真之)

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