腐敗と戦争の国会に怒り/1・26通常国会開会日闘争
1月26日の通常国会開会日、改憲・戦争阻止!大行進東京が呼びかけて、参議院議員会館前で午前11時から国会闘争が100人の結集で闘われた。
今国会は、史上空前の防衛費8兆円の大軍拡予算案を始め日帝・岸田政権が中国侵略戦争体制をつくるための決定的な攻撃である。岸田政権は能登大震災の被災者救援もそっちのけで、戦争体制づくりに突進している。この岸田に人民の怒りが渦巻く中、「連帯し、侵略を内乱へ」の決意を込めて国会闘争が闘われた。
冒頭、大行進事務局の本山隆介さんが基調報告を行った。「そもそも裏金づくりの自民党の犯罪者どもが居並び、国会が慣例どおりに開かれることなど、断じて許せない。腐敗と戦争の国会は粉砕あるのみだ」と弾劾。さらに帝国主義の危機と中国侵略戦争情勢を暴き、「24年のすべての闘いの柱に『日本の中国侵略戦争参戦阻止』を据えて闘い抜こう」と訴えた。
前日に沖縄から上京したばかりという赤嶺知晃全学連委員長は、岸田政権が辺野古基地建設で大浦湾の埋め立て工事を開始した暴挙に、「沖縄では今、激しい怒りが燃えている」と報告し、沖縄の戦争拠点化を粉砕する決意を表明した。
動労千葉の中村仁副委員長が「反戦闘争を闘い労働者の社会をつくろう」と訴え、長江光斗全学連書記長が「野党は総屈服し、国会は今や戦争国会だ」「戦争を止めるのは、人民の実力闘争だ。全学連は巨万の学生決起を必ずつくり出す。ともに闘おう」と訴えて集会をしめくくった。
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