ユンソンニョル罷免を 韓国・民主労総がゼネスト決行
大統領ユンソンニョルによる昨年12月3日の「非常戒厳」宣布から4カ月。このクーデター策動を一夜のうちに粉砕した韓国労働者階級は、ユンソンニョルの罷免(ひめん)のみならず社会の根底的変革に向けて不屈に闘い抜いている。
戒厳宣布直後にゼネストに突入し、ユンソンニョル弾劾に向けて闘いをリードしてきた民主労総は3月27日、憲法裁判所が弾劾訴追審判の宣告を遅らせていることに抗議し、再びのゼネストを決行した。これに先立つユンソンニョルの釈放、共犯者である首相ハンドクスの弾劾訴追棄却決定も怒りの炎に油を注いだ。
3月27日、全国で組合員10万人がストに突入し、ソウルでは約10万人が光化門広場に集まった。大会に先立つデモは、極寒の中でそれぞれ高空籠城(ろうじょう)闘争を続けながらユンソンニョル罷免を訴える世宗ホテル支部のコジンス支部長と巨済統営固城(コジェトンヨンコソン)造船下請け支会のキムヒョンス支会長のもとから出発した。
29日にはソウルで約100万人がユンソンニョル弾劾を求めてデモ。審判の宣告期日が4月4日と発表された4月1日夜からは、民主労総は市民団体と共に24時間集中行動を闘い、憲法裁判所前で夜を徹してユンソンニョル罷免を求めた。
民主労総は4月3日に光化門広場で臨時の代議員大会を開催し、10日に全国で第2次ゼネスト・総力闘争に突入する予定だ。
日米韓軍事同盟に怒り
民主労総は、ユンソンニョル罷免の闘いを突破口として青年を先頭に労働者民衆の力で社会を根底から変え、労働者階級の新たな権力を打ち立てる挑戦に乗り出している。戦後体制の崩壊が激しく進行する中で、ブルジョア民主主義すら暴力的に破壊することで延命を図ったユンソンニョルとの闘いは、このままでは生きられないという労働者民衆の怒りを解き放つものであると同時に、日本帝国主義による侵略と植民地支配に協力し、戦後も一貫して支配階級の柱をなしてきた極右勢力を一掃する決戦だ。とりわけ多くの青年・学生が、ユンソンニョルが日米韓軍事同盟の強化と並行して進めてきた歴史歪曲(わいきょく)・抹殺に怒りを燃やしている。
3月後半には保健医療労組と民主労総が、正義記憶連帯主催の「日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ」の中心を担った。
組合員たちは日本政府に謝罪と賠償、少女像撤去など歴史の歪曲・抹殺のもくろみを直ちにやめることを求め、日米韓軍事同盟の強化を弾劾。増加する軍事訓練の中止を求めた。参加者たちは「戦争犯罪と人権蹂躙(じゅうりん)の歴史を全身で証言したハルモニたちの精神を受け継ぎ、日本の植民地支配に対する正義と名誉ある解決が行われるまで闘う」と宣言した。
米日帝の戦争政策と対決して闘い抜く民主労総の仲間たちと団結し、中国侵略戦争阻止・日帝打倒の闘いを巻き起こそう。
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