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富山大学における学生自治会室「明け渡し」強制執行を弾劾する!

 7月17日、富山地裁は、富山大学学生自治会室「明け渡し」の仮処分決定を下し、学生不在の25日(土)に明け渡し強制執行=自治会室の封鎖を行った。この怒りを押しとどめることなどできない! 強制執行の内容は、一言でいえば「西頭学長が決めた。だから明け渡せ!」これでしかない。キャンパスは西頭学長の私物ではない! 大学の主人公は学生だ! 28日(火)富山大学で自治寮明け渡し強制執行に対する昼休み、緊急弾劾集会&デモを怒りに燃えて打ち抜いた。


 大学や社会の不正義と闘ってきた自治会を真っ先に弾圧することを通して、全学生を支配して教育・未来を奪うという攻撃だ。法大弾圧やこのかんの反動判決と同じく、戦時下の団結破壊攻撃だ。
 しかし、学生は労働者と合流してさらに団結を拡大し、戦争を止める。法大闘争と富大新樹寮闘争、動労千葉労働運動がそれを証明している。仮処分・強制執行は、国家権力にすがりつかなければ支配できないという、富大当局のあがきだ。自民党、資本家、大学当局がこぞって支配力を失ってきている。支配者どもに正義も力もない。学生は団結して闘って勝てる。学生は闘いによって歴史を動かす。勝とう!
 28日の昼休み、緊急弾劾集会&デモは、学生自治会が学生会館前で集会をやると同時に、正門前では全学連と労働者の仲間が駆けつけ情宣活動をした。キャンパス集会では基調提起の後、参加者から「自治会は全学生の先頭に立って闘ってきた。だからこの闘いもこれからの闘いもみんなといっしょにやりたい」と発言。そして、学長室に向けてデモ! 大学当局から「無許可の集会に参加するな」との文書が発行される中でも、集会は圧倒的注目で、10人ほどの学生がデモ隊についてきた! それを見た大学職員は、ただただ遠巻きにわれわれを監視するだけで一切手出しできなかった。学生の怒りを押さえつけることなどできないのだ。
 西頭学長弾劾行動を打ち抜いたデモ隊は正門前部隊と合流し、労学集会に。労組交流センター、北陸ユニオン、全学連から発言。最後に自治会の仲間は、「自治会室は取られたが全然負けではない。『西頭学長が決めたことは全て』というあり方との闘いだ。これからガンガン闘っていく」と戦闘宣言を発した。
 西頭独裁体制打倒! キャンパスを解放するぞ! ヒロシマ、全学連大会で団結を強化し、勝利に向かってガンガン突き進むぞ!(富山大・A)

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