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10・31全関西狭山行動、第三次再審勝利!11・1へ決意固める

 10月31日、石川一雄さんへの寺尾裁判長による無期差別判決から35年のこの日、11・1一万の労働者の団結で狭山勝利を切りひらこうと、主催三団体(部落解放同盟全国連西郡支部、八尾北医療センター労働組合、関西労組交流センター)など70余名が、八尾北医療センター待合室に結集しました。
 まず、「差別裁判打ち砕こう」を斉唱し、石川一雄さんの「権力の差別犯罪として徹底糾弾の貫徹を通して無実の罪を晴らしていく」というメッセージを全国連西郡支部青年部が朗読しました。


 この決意に真っ向から応える基調報告を、岡邨洋全国連西郡支部長が行いました。
 基調報告の第一は、狭山勝利を国鉄1047名闘争で切りひらくということです。
 「労働者の怒りで自民党支配を打ち倒した巨大な革命情勢」「この情勢の出発点は国鉄分割民営化でした。23年間決着つけられなかった1047名闘争には、新自由主義と民営化に対決する団結を生き生きと甦えらせる力がある」「国鉄分割・民営化と地対協路線は一体」であり、1047名闘争と狭山闘争の結合こそ勝利の路線だと提起しました。
 第二に、鳩山政権による三者協議を使った狭山闘争解体を許さず、狭山闘争に責任をとりきるということです。
 解放同盟本部派や全国連本部は三者協議での「お願い」屈服路線をとったが、石川さんの権力との非妥協の信念をへし折ることはできません。絶対反対で森本さん追い出し強制執行と闘った2・26闘争は「全国連西郡支部と八尾北労組が実体的にも狭山責任勢力として躍り出た闘い」だと自信を込めて提起しました。
 最後に岡邨さんは、八尾市が10月13日付文書で、八尾北医療センターが鑑定に応じないなら「契約違反」だと決めつけ、「契約解除」もあると通告してきたことを怒りを込めて弾劾しました。
 「冗談じゃありません。八尾北は『診療所と介護保険事業』に使うという契約書通りにずっと地域の医療と介護を担ってきました」「八尾北をつぶさないと道州制=民営化・首切り、労組破壊がにっちもさっちもいかないから問答無用の八尾北つぶしに出てきた」「国鉄1047名を先頭に、八尾北の体を張った闘いは必ず八尾市全体、全国、全世界の労働者の憤激と団結を呼び起こします。11・1に総決起しよう」と結びました。
 基調を受け、藤木好枝八尾北医療センター労組委員長、高橋進八尾北命と健康を守る会会長、「国労5.27臨大闘争弾圧被告団長」富田益行関西労組交流センター代表と全学連が決意表明しました。
 最後に支部青年部の音頭で元気に団結頑張ろう!をやり、西郡を練り歩きました。辻辻で、地区協(解同本部派)と吉岡(全国連本部)による闘争敵対=団結破壊を弾劾し、狭山勝利と11・1総決起を訴えぬきました。 (八尾北医療センター労組員 A)

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