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北富士での米海兵隊実弾射撃訓練に抗議行動

 とめよう戦争への道! 百万人署名運動・山梨連絡会、都留文科大学生活協同組合労働組合、山梨合同労働組合は11月2日、この日から10日間の日程で北富士演習場でおこなわれる在沖縄米海兵隊の県道104号越え実弾射撃訓練の本土移転演習に抗議して、北富士演習場正門前で申し入れ行動をおこなった。


 県道104号越え実弾射撃訓練の本土移転演習が北富士演習場でおこなわれるのは3年ぶり。今回の演習は、人員340人、155ミリ榴弾砲6門、車両80両を動員した過去最大規模の演習だ。演習が拡大しているという事実こそ、オバマ大統領の唱える「平和」や「核廃絶」がまやかしであり、アメリカがイラクやアフガニスタンだけでなく、イランや北朝鮮へと侵略戦争を拡大しようとしていることをはっきりと示している。
 しかも、北富士演習場とされた梨ヶ原一帯は、忍草農民の先祖伝来の入会地だ。今回の演習でも、米軍は前回と同様、忍草農民の闘いによってかちとった日曜日の立入権を踏みにじり、10日間連続で演習場を占拠して夜間演習をするという暴挙をおこなおうとしている。
 今回の申し入れ行動は、北富士演習場撤去闘争に生涯を捧げた北富士忍草母の会の故天野美恵事務局長の遺志を労働者階級が引き継ぐものとしておこなわれた。
 午前10時過ぎ、3団体は北富士演習場正門前に集まった。マスコミが取材する中、3団体は各自で用意した抗議の申入書を読み上げ、演習場管理責任者の代理として現れた役人に3団体の申入書を手渡した。(北富士 O)

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