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東京 狭山集会 狭山解体と対決 高裁追及の地平を確認

20151030e-1.JPG 東京狭山集会は10月24日、部落解放東日本共闘会議が主催し、江東区亀戸文化センターに90人が結集してかちとられた。各地域で国鉄集会を成功させた労働者、安保国会闘争の先頭で闘いデッチあげ弾圧を打ち破って奪還された学生も参加し、高揚感あふれる中で狭山第3次再審闘争の勝利、11・1労働者集会1万人結集へ全力を尽くすことを誓った。
 主催者あいさつを岩本正治事務局長、連帯のあいさつを「星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議」の戸村裕実共同代表が行った。

 10・31集会に向けた石川さんのアピールが読み上げられた。その中で石川さんは、逮捕当日に書かされた「上申書」(10年5月開示)を「検察庁が47年間も隠さねばならなかった訳は、脅迫状の字と異筆だったから」と弾劾。「私の指紋が、脅迫状をはじめどの証拠物にも付いていない」事実をあらためて突きだし、「徹底的に究明すること」が重要だと強調。支援者に一層の奮起を促す石川さんの訴えに応え、ともに闘う決意を参加者全員が固めた。
 基調報告を大西文夫事務局次長が力を込めて行った。大西さんはまず、「全学連への弾圧は、こちらが革命をやると攻勢的に出たことへの反動だ。革命を対置して4人を取り戻した」と総括した。そして、「米日帝国主義による朝鮮侵略戦争が切迫している中で、連合『人権フォーラム』による狭山闘争解体攻撃は労働運動の全面的解体に直結する。動労総連合・東京の建設を軸に階級的労働運動を推進し、狭山闘争の階級的復権をかちとろう」と訴えた。さらに「戦争絶対反対、非正規職撤廃を掲げたストライキで人間的・階級的共同性を奪還しよう。国際連帯を発展させ、安倍政権の朝鮮侵略戦争を阻止しよう」と呼びかけた。
 続いて、高槻植木団地の自主管理闘争へのカンパが訴えられた。
 闘いの報告と決意を動労千葉の佐藤正和執行委員、動労水戸の池田学執行委員、三多摩労組交流センターの徳永健生代表、全学連の安澤和芳さん、全国水平同盟杉並支部の田中れい子支部長が行った。
 田中さんは、解放共闘が9月17日、安保国会闘争の渦中で行った東京高裁要請行動について報告した。7月に弁護団が提出した、万年筆にかんする警察官の証拠偽造を暴いた新証拠をもとに厳しく追及し、書記官らが顔色を失うほど徹底的に追い詰めたと、勝利感を込めて語った。
 最後に、集会のまとめと行動提起を杉並支部の狩野正幸書記長が行い、11・1集会へ残り1週間の闘いに突入した。

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