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関西 狭山集会 階級全体の闘い 狭山闘争路線で再武装

20151030d-1.JPG 全関西狭山集会は10月24日、会場をこれまでの八尾市西郡から大阪市内の弁天町生涯学習センターに変え、11月に向かう労働者集会として開催した。140人が結集し、狭山闘争の路線的再武装をかちとった。
 深町加代子関西労組交流センター代表が主催者あいさつ、平沼和典全国水平同盟事務局長が基調報告を行った。
 平沼さんは最初に「狭山闘争は部落解放闘争だけではなく、労働者階級全体の階級攻防をかけた闘い。階級的労働運動そのものの要」と提起した。そして「石川一雄さんの50年を超える非妥協・不屈の闘いは新自由主義の団結解体、階級分断攻撃を粉砕してきた最先頭の闘い。狭山闘争は国鉄決戦に勝利し、戦争、外注化、非正規化と闘い国際連帯とゼネストで革命を実現する闘いだ」と訴えた。

 平沼さんはさらに、「だからこそ安倍政権は安保・戦争法強行と一体で狭山闘争の変質・解体攻撃を激化させている。部落解放同盟とUAゼンセンを先兵に『人権フォーラム』へ狭山闘争を引きずり込み、日教組・自治労、連合を分裂・解体し、国鉄闘争を解体し労働組合を丸ごと侵略戦争に動員する『産業報国会』化し、狭山闘争と狭山勢力を戦争勢力に変質させようとしている」と暴いた。
 そして、「国鉄分割・民営化が労働運動と部落解放運動の絶滅攻撃としてかけられた」「地対協攻撃を粉砕する道は国鉄闘争の勝利にある。動労総連合を全国につくる闘いと全国水平同盟建設は一体だ。狭山闘争を始めとした部落解放闘争が非正規職撤廃を掲げ労働組合を建設し、階級的団結の最先頭で闘う荒々しい激動の時代が来た。狭山闘争の勝利をかけ11月労働者集会に総結集しよう」と結んだ。参加者に圧倒的な感動と決意がわき起こり、拍手がまきおこった。
 続いて、第3次再審勝利へ不退転の決意を込めた石川さんのアピールが読み上げられた。討論では、全国水平同盟高槻支部・植木団地労組の青年労働者、京都の崇仁支部準備会と東三条の仲間、西郡支部が国賠闘争を闘う決意を述べた。
 さらに動労西日本、八尾北医療センター労組、奈良の自治体労働者、大阪・星野文昭さんを取り戻す会、大阪市職の労働者、婦人民主クラブ全国協、高槻医療福祉労組、関西合同労組の8人の労働者が熱気あふれる意見と決意を語った。
 最後に、久原正子全国水平同盟委員長が「基調報告で革命に向かう路線の中に狭山闘争をがっちりと位置付けた歴史的な狭山集会になった。労働者階級の新自由主義と闘う環としての狭山闘争を闘おう」とまとめた。(全国水平同盟西郡支部・植村清)

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