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菅政権の福祉解体許すな! 高齢者・障害者・労働者が厚労省行動

s20110227b-1.jpg 2月23日、杉並住民の会、神奈川県民の会、関東障害者解放委員会、労組交流センター医療・福祉部会、都政を革新する会の5団体、約30人で厚労省への要請行動が行われました。
 いま、菅政権は「税と社会保障の一体改革」と称して実は社会保障の解体と消費大増税をたくらんでいます。来年度の介護保険制度の改悪や介護・医療におけるさらに徹底した民営化、非正規化で成長産業化を図ろうとしています。また、障害者自立支援法のもとで障害者作業所への補助金打ち切りなどを強行しようとしています。介護保険制度で本格化した民営化・非正規を軸にした社会保障解体攻撃は、国鉄の分割・民営化攻撃をもとにしています。 

s20110227b-2.jpg だから菅政権の社会保障解体攻撃をうち破っていく道も、国鉄闘争全国運動の発展の中にあります。その闘いの一翼として要請行動を闘いました。
 交渉では、最初から「介護保険制度は廃止しかない」「元に戻せ」と参加者の怒りの声が噴出しました。「審議会で検討して……」とごまかそうとする厚労省の担当者に対して「審議会などまやかしだ」と、さらに怒りの声が飛びました。
 「ワタミなどが大きな利益をあげている。その裏で労働者は食っていけない低賃金、強労働、非正規化でどんどん辞めている。高齢者は介護事故で殺されている。自分はそのようなところで働いてきた。介護労働者の処遇改善交付金など、資本家の懐に入るだけだ」「自立支援法にかわる法律ができるまで、というが今すぐ廃止すべきだ。民主党の公約ではないか。自立支援法が無くたって障害者や労働者は十分やっていけるんだ」等々、労働者や障害者、高齢者の団結こそ菅政権の社会保障解体攻撃をうち破る力だという確信をもとに、1時間あまりの要請行動を闘いきりました。
 厚労省前街宣では、厚労省の労働者に菅政権打倒をともに闘おうと訴え、30分で500枚のビラが受け取られました。「高齢者・障害者そして福祉労働者はこのままでは生きていけない。厚生労働省の労働者のみなさん、みなさんの仲間の社保庁の労働者が首を切られた。次はあなたたちが解雇の対象になる。同じ労働者として一緒に闘おう!」とマイクで訴えました。また、ちょうど裁判闘争を闘う動労千葉と支援する会の霞ヶ関デモが通りかかり、エールを交換することができました。街宣後、動労千葉の鉄建公団訴訟裁判傍聴にも参加し、団結を固めました。国鉄闘争全国運動を軸にあらゆる階層の階級的団結をつくり、菅政権を倒そう!(杉並住民の会・H) 

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