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山口・関合労書記長を奪還 新大阪郵便局ビラまき弾圧うち砕く

弾圧粉砕へ、早朝から20人が集まり新大阪郵便局前でビラまき(8月22日 大阪市此花区)

8月24日、大阪府警が5月22日の新大阪郵便局前でのビラまきを「暴行」とデッチあげて8月20日に不当逮捕した関西合同労組の山口幸一書記長が奪還された。関西の仲間は21、22日と連続抗議行動をたたきつけ、22日には20人が新大阪局でのビラまきと此花署への抗議の申し入れを行った。いったんは10日間の勾留が決定されたが、準抗告し、24日に取り戻した。大勝利だ!
関西一円の郵便物の仕分けを行う新大阪局は24時間稼働で、約2千人の非正規職労働者が働く。今年度を期して、新大阪局は警察権力と謀議を重ねて弾圧に踏み込んだ。5月22日、総務部長を先頭に「転び屋」大河内ら数人がビラまきに対し「階段下も敷地内だ」などと挑発・妨害を繰り返し、突然「足を踏まれた」「痛い痛い」などと騒ぎ立てた。そして新大阪局は、あることないこと警察に密告し8・20弾圧に至った。

此花署に抗議の申し入れ

3月には、コロナ情勢下で熱があっても出勤しろとの強要に抗議した組合員に対して「警察を呼ぶぞ」などと脅しながら「対話」を強要し、処分を策動。7月21日の団体交渉で次回設定をする際、総務部長はかたくなに「8月ではなく9月に」と食い下がった。ビラまき弾圧を大阪府警と謀議し一致していたからだ。
関合労新大阪郵便局分会結成から8年。雇い止め阻止の闘い、スキル評価制度との闘い、団体交渉、ストライキ行動、労働委員会闘争と、われわれは闘ってきた。新大阪局は、しばしば警察に通報し弾圧を要請したが、警察は正当な労組活動を弾圧できなかった。
民営郵政、新大阪局は、コロナ大恐慌と自らが生み出した簡保、投信などの不正をも引き金とした経営危機を労働者の大量解雇で乗り切ろうとしている。それと真っ向から対決しストライキで闘う労働組合を死ぬほど恐れ、たたきつぶしたいのだ。関西生コン支部弾圧と同質の弾圧だ。民営郵政の労務支配は警察の暴力にすがる以外にないところまで崩壊した。関合労は弾圧粉砕をテコに、組織拡大、大量解雇粉砕の新たな闘いに打って出る。(関西合同労組・中川育子)

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