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関西合同労組技能育成センター分会が派遣会本社弾劾行動

 関西合同労組技能育成センター分会が19日、全国的に吹き荒れる大量解雇攻撃を迎え撃ち、解雇撤回の派遣会本社弾劾行動に立った。
 技能分会は昨年末、派遣先である森精機で契約解除=解雇に対して3波のストライキで闘った。技能育成センターは現在、派遣会社ラディアホールディングの子会社プレミアラインに統合されている。そのラディアは製造業派遣事業の全面撤退のため約4500人の大量解雇を3月2日に発表、プレミアの売却(約1600人の解雇)方針も打ち出した。その中で18日、技能分会の労働者に一方的な解雇通告を行ったのだ。


 ふざけるな! こんな大量解雇攻撃をどうして許せるか! 派遣法撤廃だ! 道州制も粉砕だ! 技能分会は19日、動労千葉のストに連帯し、ストライキに決起し、全労働者階級へ解雇撤回闘争を呼びかけ「生きさせろ!」ゼネストを切り開いていくために上京闘争に立ったのだ。
 この日集まったのは、動労千葉、ショーワで解雇撤回を闘う一般合同労組さいたまユニオン行田分会の10数名の組合員、ストに決起し駆けつけた東京東部ユニオン、八尾北労組など約40人。会ったこともない仲間の決起が分会員の背中を押す。
 午前中はプレミア本社への弾劾だ。早朝の本社前ビラまきは大盛況だった。ビラは圧倒的に受け取られ、「ストライキ決行中」と書かれた横断幕と林立する組合旗を見る街行く労働者の胸が躍る。郵政労働者は「うちでもストライキやりたいよ。JPEX出向は許せない」と声をかけていく。
 その後は事務所に申し入れ書を提出。しかし、プレミアは責任者すら明確にせず受け取りを拒否したのだ。「首切っておいてこの対応はなんだ!」 さらに約30人の警視庁公安部の連中が建物に乱入し弾圧をもくろむ。その裏でうごめいていたのは、なんとUIゼンセン同盟の元技能育成センター分会長だ。「これこそ体制内労組だ!」と資本・権力・体制内派への分会員の怒りがさらに爆発した。
 午後は六本木の森ビルに入居するラディア弾劾行動だ。ラディアの対応もプレミアに負けず劣らずふざけている。人目につきにくい屋外で対応した上に、やはり責任者も出さない。資本はどこでも同じ対応だ。「労働者をなめるな! 責任とれない経営はやめろ!」と徹底弾劾した。
 この日はス労自主と全社労のスト、渋谷街宣にも合流して闘いぬいた。
 一日闘いぬいて分会員は、「われわれは勝利した」ときっぱり。「団結も固まった」「東京でいろんな人と会えた、団結が広がった」と次々と感想を述べた。(東京・K)

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