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天皇訪沖弾劾闘争裁判 反戦弾圧の実態鮮明に 機動隊員が「暴露」

那覇地裁前で宣伝戦(8月18日)

6月の天皇来沖弾劾闘争で「公務執行妨害」をでっち上げられた田丸鴻一郎さんの第2回公判(小畑和彦裁判長)が8月18日、那覇地裁で行われました。
陳悠生全学連副委員長を先頭に全国から集まった仲間と街宣を行い、裁判に乗り込みました。田丸さんが法廷に元気に登場すると傍聴席から拍手が巻き起こりました。
今回の裁判は、検察側証人尋問として「被害者」と自称している警視庁第8機動隊の分隊長・奈良慎太郎と「犯行現場」を見たという同じく第8機動隊の大島宗則の2人が証人として出てきました。
奈良は、証言中に「記憶があいまい」と公言し、「警職法5条に従い、犯罪が行われようとするのを認める場合に警告していいとある。なので(阻止線を張って)行動によって警告した」という暴論を展開しました。警告とは当然ながら口頭によるものです。これには傍聴席の仲間もあきれかえりました。
次の大島は、「天皇の歓迎で集まる人が多くいたので、そこの近くに抗議する人がいるとトラブルが起こる。だから規制線を張った」と主張しました。つまり、天皇に反対する市民を排除してトラブルを未然に防いだと自慢げに語ったのです。反天皇の声をつぶすためだけの弾圧であると、大島は意図せず漏らしてしまったのです。
また、両人とも東京から来た第8機動隊ですが、天皇来沖の現場の指揮は沖縄県警だったと主張しました。オール沖縄・玉城県政が弾圧に関与していたことが明らかになりました。
今回の検察側証人尋問で機動隊が労働者人民の反戦闘争を弾圧し、天皇を中心とした「国体」を守るための暴力装置であることが徹底的に暴露されました。
田丸さんを早期奪還し、10・5反戦デモ―11・2労働者集会へ総決起しよう!(改憲・戦争阻止!大行進沖縄 赤嶺知晃)

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