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「8学生を絶対奪還するぞ!」12・17総決起かちとる

 「法大学生弾圧に抗議し、8学生の即時釈放を求める全国声明運動」が呼びかけた12月17日の東京地裁前街宣、公判傍聴、総決起集会(写真)が150人の結集で大成功し、保釈奪還闘争の重要な展望を切り開いた。集会では冒頭、東京地裁刑事17部・登石裁判長との保釈面接を終えたばかりの弁護団がアピールを行った。4・24弾圧裁判主任弁護人の森川文人弁護士は、「無罪判決が大変難しい状況の中で、法大弾圧裁判はすでに2件の無罪判決を勝ち取っている。正しく闘えば勝てることが立証されている。8学生をなんとしても奪還したい」と決意を表明。

 続いて基調提起に立った学生の同志は、「09年の4つの勝利」として動労水戸の最高裁での勝利判決、法大弾圧での無罪判決、動労千葉の勝利判決、国労5・27暴処法弾圧粉砕の勝利判決をあげ、戦後の階級闘争史上も画期的なこの勝利が、完全黙秘と資本に対する非和解の闘い、労働運動の力で勝ち取られたと総括した。そして「学生運動をさらに爆発させることが8学生を奪還する力だ」と、労働者にとっての職場闘争と同様、あくまでキャンパス攻防の力関係で裁判闘争にも勝利していく路線を提起した。
 動労千葉からは滝口誠特別執行委員があいさつに立ち、検修業務の全面外注化阻止決戦と一体で法大決戦、裁判員制度との攻防を闘い抜く決意が表明された。
 また、この日、傍聴に参加した労働者、法大生が次々に8学生奪還を熱烈に訴えた。集会の最後に坂野陽平全学連委員長代行が行動提起を行い、「8学生奪還闘争は18日から10日間の決戦に突入する。世界革命のリーダーたちを奪還する『世界をゆるがす10日間決戦』だ」として、年内保釈奪還に向けて総決起を訴えた。(K)

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